232話 ページ40
エイジside
1度しか行ったことないはずなのに、迷わずに来れた俺。
昔からこうゆうところ変わらないな、なんて思いながらインターホンを鳴らした。
『はい。』
機械越しで聞こえる声は、こないだよりも少し元気な気がした。
エ「エイジです。
今、大丈夫ですか?」
『ちょっと待ってください。』
ガチャリと音が鳴り、しばらくするとドアが開いた。
白いパーカーにスウェッパンツを履いたAちゃんが出てきた。
エ「急にごめんね。」
A「いや、どうぞ。」
お風呂から出てきたばかりだったのか、少し髪も濡れていた。
A「座って待ってて。
飲み物入れてくるね。」
と言い、Aちゃんはキッチンに向かった。
エ「あ。
先、髪乾かしなよ。」
そんなAちゃんの手を掴み、そう言った。
エ「風邪引くと、ね?」
Aちゃんは少し悩みながら
A「ありがと。
ちょっと待っててね。」
と言い、部屋に入っていった。
俺はソファに腰掛け、深呼吸をした。
こんなに緊張するのは久し振りだった。
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結城奏空(プロフ) - チキンさん» シュールですよね笑 ありがとうございます!頑張ります^^ (2018年12月19日 21時) (レス) id: 4f4a6dfa3d (このIDを非表示/違反報告)
チキン(プロフ) - 突然のレイターズに思わず笑っちゃいました(*´-`)続き楽しみにしてます! (2018年12月19日 20時) (レス) id: 9376339a73 (このIDを非表示/違反報告)
結城奏空(プロフ) - 佐野さん» ありがとうございます(><) 更新頑張ります!待っててください^^ (2018年12月2日 21時) (レス) id: 4f4a6dfa3d (このIDを非表示/違反報告)
佐野 - 応援してます!早く続きが見たいです!! (2018年12月2日 21時) (レス) id: 16334e2eb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結城奏空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/zyaniotabosyuu/
作成日時:2018年12月2日 20時