196話 ページ4
芹side
芹「お先に失礼します。」
その場にいた人達に一礼し、スタッフルームを後にした。
そのドアを開けると、私の目の前を女の人が通った。
ショートカットで肌が白く、その人から感じる匂いがなぜか懐かしく感じた。
その人のあとを追っかけると、その人は急に振り返った。
「あの、なんですか…って。」
芹「やっぱり。」
その女性は、私たちが3年間ずっと会いたかった人だった。
その人は私を見るなり、急いでお店から出ていった。
私はその人を追っかけ、手を掴んで止めた。
芹「夜、一緒にどう?」
その人は背を向けたまま反応はなかった。
芹「よし、決まり!」
そう言い無理やり手を引っ張って歩き出した。
「ちょっと!」
芹「いいじゃん。
久し振りに会ったんだよ?
沢山語ろうよ、A。」
歩きながらそう伝えると、手の力がスっと抜けた。
A「分かったよ。」
そらの返事に嬉しくなり、私のテンションは一気に上がった。
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結城奏空(プロフ) - チキンさん» シュールですよね笑 ありがとうございます!頑張ります^^ (2018年12月19日 21時) (レス) id: 4f4a6dfa3d (このIDを非表示/違反報告)
チキン(プロフ) - 突然のレイターズに思わず笑っちゃいました(*´-`)続き楽しみにしてます! (2018年12月19日 20時) (レス) id: 9376339a73 (このIDを非表示/違反報告)
結城奏空(プロフ) - 佐野さん» ありがとうございます(><) 更新頑張ります!待っててください^^ (2018年12月2日 21時) (レス) id: 4f4a6dfa3d (このIDを非表示/違反報告)
佐野 - 応援してます!早く続きが見たいです!! (2018年12月2日 21時) (レス) id: 16334e2eb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結城奏空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/zyaniotabosyuu/
作成日時:2018年12月2日 20時