your smile 【赤】3 (ページ31)

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123話ページ31

そらちぃside

ツ「あー、買った買った。」

午前より袋を2つ増やしたみっくん。

まー、みっくんがそれでいいならいいけど、さすがに買いすぎじゃとは思った。

リ「まだどっか寄る？」

りっくんは俺たちに確認してきた。

ツ「俺はもういい。」

そ「俺もいいかなー。」

俺とみっくんはすぐそう答えた。

リ「えいちゃんは？」

りっくんがそう聞くと、えいちゃんは少し悩んだ素振りを見せた。

でも、

エ「いや、大丈夫。」

えいちゃんも断っていた。

でも、それを言ったえいちゃんの顔はやっぱり悩んでいた。

そ「ほんとに？」

俺が聞くとえいちゃんは立ち止まった。

リ「えいちゃん？」

俺りっくんの声にも反応せずのえいちゃん。

ツ「俺ばっかだったもんね。

えいちゃんが買いたいとこ行こうよ！」

エ「え、あ。

いや、大丈夫だよ。」

帰ろか、とえいちゃんは俺らの横を通った。

みっくんとりっくんは首を傾げながらえいちゃんの後を追った。

はー、もう手のかかるやつだなー。

なんて思いながら、えいちゃんを呼び止めようとした時、えいちゃんが突然止まった。

ツ「いてっ。」

えいちゃんの背中にみっくんがぶつかった。

エ「あ、わり。」

おでこをさすっているみっくんの手の上からまたさするえいちゃん。

そうゆう所がイケメンなんだよなー。

って、俺はさっきからなにを…(

エ「あ、やっぱさ。

俺ちょっと寄りたいとこあるから先帰ってて。」

えいちゃんはみっくんの手を2回優しく叩いて走っていった。

んだよ、イケメンかよ。

そ「じゃ、帰ろうぜ。」

あーあ、羨ましすぎる。