５人の幼馴染の恋愛・・・？ ② (ページ15)

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A：(玄関でうずくまって泣いていた)

数秒後

エイジ:A！！

A：エ・・イ・・・ちゃん・・・・みんな・・・・

エイジはAを抱きしめた

A：エイ・・・ちゃん・・・私・・一人になっちゃったよ・・・私の居場所がなくなっちゃたよ

エイジ：！！お前は１人じゃない俺が・・・みんながいる・・・

A：エイちゃん・・・

そら：これはどういうことだよ・・・・

そう。みんなはAの両親が中学卒業後、離婚してAの母は別の男の家に居座っていたことは知らなかったのだ。

それが《A：・・・・５万。恋人のところか》の最後のAの独り言に繋がるのだ。

それからAを落ち着かせ、リビングにみんな集まる。

ツリメ:A・・何があったの？

リクヲ：言えなかった無理に言わなくていいからね？

A：(首を横に振り)大丈夫、ありがとう。でもなんでみんな・・・

ツリメ:俺がたまたまベランダを開けたら、お母さんとAの叫び声が聞こえたんだ

A：そうだったんだ・・実はね、私の両親、中学卒業後に離婚したの

４人:えっ・・・

エイジ:あんなに仲良かったじゃん

A：そんなの私が中学の３年の頃からギクシャクしてたよ

エイジ:！！お父さんは？

A：知らない。何も言わず離婚届に名前と印だけして出てった。

ツリメ:さっきのお母さんだよね？

A：うん、そうだよ。ギクシャクンなる頃から外見・内面が変わって別の男のところに居座り始めたの

４人:！！

ツリメ:だからわかんなかったのか・・

A：そうだと思う

そら：今までの生活はどうしてたんだよ

A：テーブルに置いていっただけ。たぶんそれは自分のじゃなくて相手の男からのだと思うけど

そら：！！じゃ、さっきのは・・・？

A：出てった。今度は一生帰ってこないよ。荷物まとめてたし、鍵だってここにあるし。

４人：・・・

エイジ:これ、あいつは知ってんの？

A：あいつ？

エイジ:彼氏だよ

A：知らないよ、一度も家にあげたことないから

エイジ:言わなくていいのか・・？

A：言えないよ・・迷惑かけたくないし・・それにこんな家なんて知られたくないもん・・

４人:・・・・