-Sweet Express-

TRAIN ページ2

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カイ「ちょ、はやく！！！！ユーキ！A！乗り遅れるって！」

『ユーキ！！！もっとはやく！！』

ユーキ「(イヤホンだから声が届かない)」

リョウガ「最悪あの二人置いていこうぜ」

今日は超特急のみんなでオフ旅行。
こういうことは少し珍しかったりする。

行先だけは決めて、行き当たりばったりでするプチ旅行的な！

私が旅行に行きたいな〜と言ったらカイとタクヤが珍しく話に乗ってくれて、結局みんなで行くことになった。

そんなに遠くまでは行けないから東京から新幹線に乗って千葉まで。

千葉なんて言ったらだいたいどこに行くかなんてわかるよね！！！
もちろん夢の国！！！！！！！

そして今は絶賛新幹線の時間にギリギリで猛ダッシュ中です。

『あ、やばい！チケット落とした！』

タカシ「ちょ、A！！！！」

プシュー という音とともにドアが閉まって、

目の前には頭を抱えたリョウガ、後ろにパンを口にくわえて追いついてきたユーキがいる。

そう、乗り遅れたのはわたしとユーキだけでそのまま置いていかれてしまったのだ。

ユーキ「え！待って！あの新幹線にみんな乗ってた！」

『そうだよ……とりあえず、次の便で行こう。言うて15分くらいで来るし！』

以下グループLINE

Aごめんじゃん

リョウガ超特急にドジっ子は2人もいりません

カイ着いたら連絡して


タクヤユーキ!2人だからって調子乗んなよ

タカシからはユーキ画伯のスタンプが送られてきていた。

ユーキ「まあ、とりあえず、そこのコンビニでなんか買って食べながら待ってよう」

『さっきもパン買って食べてなかった？』

ユーキ「このあと遊びまくるから蓄えとこうと思って」

『ふふ可愛い』

結局もう一本乗り遅れた。

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