@OFFICE ページ9
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小説執筆中の私。
今この部屋にはこうちゃん、山本くん、須貝さんがいて、他の人たちは次の撮影のミーティングか何かをしてるみたい。
しばらく各々が自分のタスクをこなしていて、沈黙が続いていた。
須貝「お菓子食べない?」
いつの間にか部屋を出てお菓子を腕いっぱいに持ってきた須貝さんのおかげでみんな一旦休憩することに。
こう「え、Aちゃん、小説書いてたの」
『はい!なんかいいアイデアが浮かばなくて停滞してたとこなんですけどね』
こう「なんかライターの記事書いてるところ見たことないかも」
山本「わ、確かに!けどちゃんとした記事が毎回上がってあるんだよね!」
『んー、なんか、その場にそぐわないことをするのが好きなんですよね
ちぐはぐだから上手くいく、みたいな
でも単にここの居心地が良すぎますね』
そう、このオフィスは人というか、空間というか、全ての居心地が良すぎるのだ。
須貝「Aちゃんの書くラブコメ系も読んでみたいけどね」
『ミステリ作家にそんな無茶を……』
しかし、須貝さんのこの発言をきっかけに皆でラブコメごっこが始まったのだ。
ラブコメごっこて……
まったく可愛いことを思いつくものだ。
須貝「はいはいはいはい!俺1個やりたいことあるんだよね
消しゴム落とすやつ」
山本「あー!!!拾う時に手が当たっちゃうやつね!」
こう「そんなんがいいんですか、須貝さん可愛いですね」
確かに、でも須貝さんはいつかの話で純愛しか勝たんとか言ってたな……と思い出す。
山本「僕はあれかな、入ってきたら幼なじみでした!みたいなやつ好きだなあ
え!ちょっとなんでここに居るの!(女声)みたいな〜」
須貝「あーそれは激アツ展開だね
なんせこんな美人で小説家ですからね」
『あ、私とのことなんですね』
そりゃあヒロインはAちゃんしかありえないでしょ!と私との青春物語を語ろうとする須貝さん。
1番きゃぴきゃぴしてるのは間違いなく彼なのは毎回のことである。
こう「あ、でも僕的に少女漫画に申したいことがあって
こけて壁ドンとかあるじゃないですか、あれやばくないですか」
山本「なるほど、こうちゃんはそれがしたいのか
案外肉食だね〜!!!!(煽り)」
こう「いや、ちがっ!!!!」
と、きゃっきゃっしてこうちゃんのから再現してみることに。
いや、この際全部私得過ぎるんだけど後でいくらか請求されたりしないかな、大丈夫かな、、、
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作者名:愛璃 | 作成日時:2020年2月28日 22時