@OFFICE ページ2
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『て、わけで福良さんがめっちゃ怖かったんですよ〜！！』
伊沢「福良さんダメだろ！Aちゃんいじめちゃ！！」
福良「ゲームなんだから仕方ないじゃん〜」
人狼ゲームの後日談。
私を含め、皆さん最近テレビに引っ張りだこ。
それで今日みたいにこうやってみんなで集まってご飯なんて久しぶりで、皆さんのテンションがいつもより少し高い。
Qさまには安定で呼ばれるようになったし会社の利益としても上がってきている。
それでもテレビに1番出ているのはもちろん伊沢さんだし、彼は酒を飲むとすぐにそのことについて語り出す。
伊沢「これからはね、プロ意識を持たないといけないんですよ！
テレビに出る人間になったなら、スクープを狙われるようになるからね。
だから前みたいにAちゃんと軽々しくハグするの禁止！」
と、いいつつ私にハグをする彼。
矛盾じゃないかあ、なんて思いながらもいつものようにスルーしていたのに。
私の隣に座っている河村さんがいつにもなくすぐに剥がして、こっそり私と手を繋いだ。
彼の方を見ると片目を瞑って私に内緒だという合図。
須貝さんがすぐに気づいて、
「あー！！！河村さんが狡してる！！！」
なんて大声で騒ぐものだからみなさんの視線が私たちに集中する。
河村「もうバレてしまいましたか」
いたずらっ子のような笑みを浮かべ私の手から温もりが消える。
彼曰く、
最近Aさんがテレビによく呼ばれるようになって届かないところに行ってしまいそうで寂しくなってしまったから
だそうだ。
次回:関ジャニクロニクル回
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作者名：愛璃 | 作成日時：2020年2月28日 22時
