ko ページ10
私の大好きな某作者様、遅ればせながらお誕生日おめでとうございますということで……
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「じゃーーーーん!」
『え、これ全部航平が準備してくれたの?』
「そうだよ!嬉しい?」
『嬉しい……』
・・・
今日は私の誕生日。
まあ、ここ、航平の家に来るまではそんなことも忘れてたんだけどね……
今日は久々のお家デート。
普段汚いからいやだと部屋にあげてくれなかった航平が珍しく家にあげてくれるらしい。
ピンポーン
「Aちゃーん」
準備をしていたらお迎えに来てくれたらしい。
『はーい!』
カバンを持って玄関に向かう。
扉を開くと満面の笑みで航平が立っていた。
何故かどこか緊張した様子でソワソワしているけど、何かあるのかな?
部屋が汚いの気にしてるとか?笑
「行こっか」
航平に連れられてお家へ。
近くに住んでいるからすぐに着いた。
「はい、どうぞ。」
ドアを開けて私が先に入ることを促す。
普段なら自分が先に入っちゃうくせにどうしたの。
汚いはずの部屋は……
『え!』
可愛らしい風船で埋め尽くされていて、壁にはHappy Birthdayの文字が。
「じゃーーーーん!」
私の好きな花でいっぱいの花束を差し出す彼。
『え、これ全部航平が準備してくれたの?』
「そうだよ!嬉しい?」
『嬉しい……』
ちょっとくさいかな、なんて照れながら可愛らしいネックレスを私にプレゼントしてくれた。
「これからも大好きだよ……A。」
後ろから優しく私を包み込んで、そう言う航平に不覚にもドキッとしてしまった。
・・・
後日、
航平に今の部屋の状況を聞くと案の定、風船で埋め尽くされたままだった。
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作者名:愛璃 | 作成日時:2020年2月23日 21時