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kwkm ページ2
今日の天気は快晴。
だけど、拓朗とのデートはだいたい図書館。
私も彼も、本の虫だから色んな図書館に行くのが毎回楽しみで。
私は、最近の小説だったり、プレゼンで使いそうな本だったりで彼はと言うと、シェイクスピアだとかドストエフスキーだとか所謂世界の文学作品を楽しんでいる。
彼が本を読んでいる姿が好きで、本に目を向けているからか彼の長い睫毛がよく目に付く。これだけで絵になるなあ、とか自分の集中が切れるとつい、見つめてしまう。
急に彼が顔を上げて私を見る。
なんだか顔がほんのり赤いような
川「あの、さ、いっつも思ってたんやけど……見すぎ。」
彼の顔が更に赤くなった。
『なっ……!』
きっと私の顔も赤いことだろう。
いつもずっと見てたことバレてたんだ……
川「そんなに俺のこと好きなんや、嬉しい。
帰ってたらかまってあげるから……」
なんて、私に甘い言葉を吐いてまた目線を本に落とす。
私は一層、集中が出来なくなってしまった。
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作者名:愛璃 | 作成日時:2020年2月23日 21時