# ページ47
あなたside
川上さんとお付き合いすることになって初めてのオフィス。
皆さん、私たちの雰囲気の違いに気づいてしまったみたいで川上さんが報告があります、と立ち上がった。
必ず幸せにしますーーーーーーその言葉がとても擽ったくて、嬉しくて、私にはもったいないほど幸せな言葉を彼はくれた。
後からオフィスに来た何も知らない颯くんから、
水「ちょっとAと、川上距離近くない?離れな」
と、言われてしまったから付き合っていることを報告すると
水「俺も好きだったのに!?」
なんて言われてしまった。
たぶん、冗談なんだろうなって思っていたときの、撮影休憩中の出来事。
水「ね、さっきのまじ?」
『うん』
水「はあ……俺も本当に好きだった。
これからは川上に幸せにしてもらえよ。」
『ありがとう』
颯くんはいつも優しかった。
今だって私を困らせないようにしてくれたんだろう。
しかし、彼は1つ鋭いところに目をつけてくる。
「川上には……いや、他メンバーには伝えたの?
自分のこと。」
実は、私は他メンバーには言っていない。
『ううん、知ってるのは伊沢さんだけ。』
そっか……と言いながら難しそうな顔をして彼はベランダへ出ていった。
そう、私はこれからも隠し続けるつもりだ。
だから、私がこれからすることを黙って許して欲しい。
これが私の決めた選択肢だから。
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Ashley(プロフ) - すみません!!訂正ありがとうございます! (2019年9月19日 21時) (レス) id: 6f15aa5541 (このIDを非表示/違反報告)
すぺる(プロフ) - 面白そうなお話ですね!ひとつだけいいですか?川上さんの拓朗という漢字が違います…。更新頑張ってください。 (2019年9月19日 21時) (レス) id: bc24737c16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛璃 | 作成日時:2019年9月19日 21時