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水上side
伊沢さんからLINEが来たのを即座に開いたのは何故か開かなければいけない気がしたから。
そしたらAの薬の写真が送られてきていて今日の夜の分の薬を飲めていないことが分かり焦った。
伊沢さんから救急車に乗っているという旨を聞いて気が気でなく、病院へと駆け込んだ。
Aは眠っていて、以前Aの父さんと母さんが同じ病気で亡くなってしまった時を思い出してしまった。
けど、Aのために何もしてあげられない焦燥感がなおさら俺を傷つける。
その日は1日ずっと着いていたが目を覚ますことはなく、その次の日もそうだった。
だから今日偶然病室に来た時に目を覚ましているAを見て安心した。
よかった。まだAは生きてる。。。
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伊沢side
Aちゃんと救急車に乗って病院に着いたあと俺は説明を聞くことになった。
正直、俺が聞いていいのかわからなかったが付き添い人は俺だったし、仕方がなかったんだ。
あとで、Aちゃんに謝らないと…と思いながら彼女の主治医から今起こっている状況の説明を聞く。
俺は初めて耳にした病名で、ましてやAちゃんが余命判決されているなんて何一つ聞いていない。
なぜこれほどまでに大切なことを彼女は俺たちに黙っていたのか。自分の不甲斐なさを責めた。
病室に戻ると眠っているAちゃんを見ている水上を見つけた。何かを思い出しているのか…独り言を言いながら絶望の表情を見せている。
水上が病院に泊まると言うので俺はオフィスに戻ることにした。オフィスに着くと、福良さんと河村さんが俺からの説明を待っていた。彼らもその場にいた人間だからAちゃんには悪いけど話させてもらった。
けれど、この話は他メンバーにはしない方がいいだろう。福良さんと河村さんには知らないフリをして接してもらうことにした。
そう、俺たちはこれから何も知らないフリをしなくてはならないのだ。
Aちゃんのために。。。
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Ashley(プロフ) - すみません！！訂正ありがとうございます！ (2019年9月19日 21時) (
レス) id: 6f15aa5541 (このIDを非表示/違反報告)
すぺる(プロフ) - 面白そうなお話ですね！ひとつだけいいですか？川上さんの拓朗という漢字が違います…。更新頑張ってください。 (2019年9月19日 21時) (レス) id: bc24737c16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛璃 | 作成日時：2019年9月19日 21時
