# ページ25
伊沢side
ブブーーー
「「「「えぇー!!」」」」
鳴り響く不正解のブザー、皆の驚く声。
『い、伊沢さん……!?』
そう、ついにやらかしてしまった…
しかも俺が第一号。
川「まじっすか笑笑」
福「て、ことで伊沢には即!帰宅してもらいまーす」
ま、まじっすか……
山「伊沢さんさよなら〜」
「「「さよなら〜」」」
『では、伊沢さんの代わりに答えていただきましよう。河村さん、どうぞ!』
ブブー
再び鳴り響くブザー音。
「か、河村さんも!?笑」
こ「嘘でしょ!?仕組んでんの!?」
福「ええ〜!!しかも伊沢さんが今答えたばっかりの答えじゃん!何やってんの!」
河「あれ。やらかしじゃん笑」
須「あっはっはっは!!!」
河村さんの凡ミスで俺は今回救われたな
1人で帰らなくて良くなかったものの、さてどうやって帰ろうか……
その後、山本が無事正解し、俺たちは即帰宅することになった。
『伊沢さんと河村さんが最初だとは思ってませんでした…』
あれ、ちょっと寂しそう?
『でも、動画としては面白くなってきましたね!先陣切ってくださってありがとうございます!
私たちは引き続き旅行楽しんできます♡』
ちっともじゃん。さすがにちょっと拗ねちゃうよ。
河村さんも悲しそうな顔してる。
伊・河「お先に失礼しまーす」
運良く取れた新幹線に乗ってオフィスへ帰る。
久しぶりに河村さんと2人きりで話す機会ができたがやっぱり話題に上がるのはAちゃんのこと。
河「あのまま残ってると好きになっちゃいそうだったしちょうど良かったですよ。」
なんて言って笑ってる河村さんにちょっと仕掛けてみることにした。
「え?河村さん、Aちゃんのこと好きなんじゃ?」
河「え?さあ……どうでしょうねぇ」
河村さんは妖しく笑った。
俺はあの場に残ってるヤツらがAちゃんになんかしないかが心配なんだよなあ、なんて考えていた。
しばらくして山本から、僕も2人の後を追うことになりました、なんてLINEが来たから山本には悪いけど嬉しくて2人で笑ってしまった。
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Ashley(プロフ) - すみません!!訂正ありがとうございます! (2019年9月19日 21時) (レス) id: 6f15aa5541 (このIDを非表示/違反報告)
すぺる(プロフ) - 面白そうなお話ですね!ひとつだけいいですか?川上さんの拓朗という漢字が違います…。更新頑張ってください。 (2019年9月19日 21時) (レス) id: bc24737c16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛璃 | 作成日時:2019年9月19日 21時