# ページ22
川上side
須貝と2人で行かせてしまった。
誰も名乗り出なかったら俺が行こうと思ってたんやけど……今は後悔しても仕方ない。
夜ご飯の時は隣に座れたらええけどなあ、なんて。
山本はここに来てまでゲーム、
こうちゃんはTwitter、
河村さんは窓の外眺めてるだけだし、
福良さんはさっきまでの動画の編集、
伊沢さんは……また寝とる。笑
皆、思い思いに寛いでると
ガチャガチャッ
須「あれぇ!?鍵かかってんだけどもうみんな出ちゃった!?」
須貝さんの声がして、皆の顔に活力が戻ったように見えた。いや、実際には須貝さんが帰ってきたってことはAさんも帰ってきたってことだよなって思ってるはず。
福良さんが鍵を開けに玄関まで行くと、山本はおかえりを言う準備をしている。
Aさんたち帰ってきたんだからそろそろ出るだろうと伊沢さんを起こす河村さん。……相変わらず写真を撮ってからだけど笑
『ただいま戻りました〜!』
山「Aちゃんおかえり〜!!!え!?」
山本が急に大きな声を出すもんだからびっくりしてその方向を見ると……
!!!
淡いピンクにカモミールが描かれた浴衣を着たAさんが立っていた。
ものすごく綺麗で、皆暫く見蕩れていたと思う。
『皆さん、見てください!須貝さんが選んでくださったんですよ♪』
ご機嫌そうに俺たちの前でくるんっと回ってみせるAさん。
福良さんがすごく似合ってる、綺麗だねと言うと照れて頬を赤らめるもんだから俺たちはまた魅了されてしまった。
伊沢さんがやっと目を覚まし、目の前にいる美少女を見て、
伊「天使……?」
と小さく呟いていたのを俺は聞いていた。
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Ashley(プロフ) - すみません!!訂正ありがとうございます! (2019年9月19日 21時) (レス) id: 6f15aa5541 (このIDを非表示/違反報告)
すぺる(プロフ) - 面白そうなお話ですね!ひとつだけいいですか?川上さんの拓朗という漢字が違います…。更新頑張ってください。 (2019年9月19日 21時) (レス) id: bc24737c16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛璃 | 作成日時:2019年9月19日 21時