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流星side
赤「俺ら、そろそろ授業やねんけど…」
『ああ、ごめんな、昼食べてへんな…』
緑「大丈夫、後で軽く食べるから」
赤「お大事にな、部活の前にまた来るで」
『おおきに、』
予鈴と同時に、小走りで保健室を出ていった。
ええ友達持ったな…とか考えとると、望が震える手で俺の手を握ってきた。
『どうした、苦しい？』
「…まだ、ちょっと…、」
だいぶ治まってきたみたいやけど、まだ少し息が切れとる。
『寝れそうやったら、目閉じといてな…』
何で学校に来たのか気になるけど、今はぐったりしとって、聞けそうにない。
わざわざ、トラウマの根源に来るなんて…
「…、流兄…、」
『ん？』
「…ちょっと、寒い…、」
『寒い？毛布借りるか？』
「…、ん、…」
熱出るんかな…
望が自分から寒いって言うくらいやから、ひどくなるんやと思う。
この状態で熱も重なってもうたら、一週間は治らへんかな…
あの時もこんなやったな、って、ふと思い出してもうた。
望を守れへんかった、苦い記憶。
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むーみん - このお話切なくて、でも兄弟がお互いをとても思いやっていて大好きです。のんちゃが元気になってふたりに優しい未来が訪れますように。あうす様、がんばってください。り (2018年9月27日 22時) (
レス) id: 179547feb9 (このIDを非表示/違反報告)
マリオ - 更新頑張ってください（＾ν＾） この作品大好きです！ (2018年8月2日 3時) (レス) id: 92480d0cbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あうす | 作成日時：2018年4月25日 4時
