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流星side
『…望？』
…寝てもうたか…、
首もとにかかるかわええ寝息は、少し熱を帯びとって、時々泣いたみたいに不規則になる。
しばらくして着いたバスに、望を起こさへんように乗り込み、そっと2人がけの席に座らせる。
望を肩で支えるように隣に座ると、後ろから聞き慣れた声が聞こえてきた。
赤「あれ、流星？」
『…しげ？』
赤「病院帰り？」
『おん、部活は終わったん？』
緑「しげが中間先生に怒られて、遅くなってん」
赤「そう、やからバスにした」
『どうせまたイタズラしたんやろ』
赤「当たり前やん、淳太を見てイタズラせえへんやつなんかおらんやろ 笑」
緑「あほ、お前くらいやで、あの先生にGのおもちゃ投げつけられるんは…」
『ほんま好きやな、淳太のこと』
赤「好きちゃうわ、あの鬼って呼ばれとるやつが、G見て叫んどるのがおもろいねん 笑」
緑「あ、流星、荷物返しとくな」
『…せや、預けとったんやっけ…おおきに、』
緑「望くん、大丈夫やったん？」
『点滴してもらって、多少は良くなったけど…』
赤「…まだしんどいか？」
『おん、熱高いし、精神的にもまいっとるみたいで…』
緑「…そうやろな、あんな辛そうやったのが、すぐ治るわけあらへんか…」
赤「大変やね、流星も」
『かわええ弟のためやし、大変やとは思わへんけど…』
緑「…ええお兄ちゃんやん、望くんも幸せやろな…」
『…どうやろな、俺のせいで、辛い思いもさせてもうたし…』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
作者の あうす です。
マリオ さま、温かいコメントありがとうございます！
こちらの作品も読んでいただけて、本当に嬉しいです。
これからもぜひ、よろしくお願いします！
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むーみん - このお話切なくて、でも兄弟がお互いをとても思いやっていて大好きです。のんちゃが元気になってふたりに優しい未来が訪れますように。あうす様、がんばってください。り (2018年9月27日 22時) (
レス) id: 179547feb9 (このIDを非表示/違反報告)
マリオ - 更新頑張ってください（＾ν＾） この作品大好きです！ (2018年8月2日 3時) (レス) id: 92480d0cbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あうす | 作成日時：2018年4月25日 4時
