＞＞＞フレンドさん アークside ページ36
久しぶりに会ったセンラさんは若かったあの頃より色気が増している気がした。
懐かしいなぁ。センラさんと話すのも。
こうしてまたセンラさんに会う機会をくれたのも、志麻のおかげだ。
「なぁなぁ、凄い気になるんやけど、どうして冷めたん？」
「あっ、そこ気にしてますか」
「いやめっちゃ気にするわ！」とツッコんでくるセンラさんを見てクスクスと笑う。
「なかなか配信の時間が合わなくて。2016くらいまでは歌枠とか行ってたんですけど、合う機会が減っていって、少しずつ離れていったといいますか…」
理由は志麻と同じく、配信に行ける機会が減ってしまったから。
だからセンラさんが悪いとかそういうんじゃないんです、というと、わかりやすく安堵の笑みを浮かべた。
「そっか〜。配信よく来てくれてたんやね。ありがとう」
その彼の言葉で思い出す。
あぁ、そうか、センラさんは私が“フレンドさん”であることを知らないのか。
「はい、配信は結構。歌枠多めでしたよね？センラさんの声好きだったのでよく」
本心から褒めると、センラさんは嬉しそうに頬を緩めながら「ありがとう」といった。
未だにセンラさんが私のことを“イベントに来てくれていた最古参”だと勘違いしているようなので、ネタバラシをする。
「あの、センラさん」
「ん？」
「あの、“フレンドさん”って覚えてます？」
「えっ……。そりゃ、俺の最古参レベルやからもちろん覚えてるけど…なんでアークさんが知っとるん？」
ぽかーんとした彼の顔に笑いがこみ上げてくる。
「その“フレンドさん”、実は私なんです」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁああああ！？！？！？！？」
てへっと言うようにネタバラシをすればセンラさんは信じられないと言ったように声を上げた。
「うるさ！黙れセンラ！」
「すまん。え！？だって！フレンドさんは男の人やで！？」
アークだと言ったときと同じような反応が帰ってきていよいよぷっと吹き出してしまった。
「あはは、ごめんなさい。男口調だったんですけど、ちゃんと女です」
「えええ！？そうやったん！？え、じゃあもう最古参やん」
「そうですね。ほぼほぼ最古参です」
「え、なになに、アーク、センラの最古参なん！？」
「まぁ、大抵は歌枠にお邪魔してただけですが」
「え、じゃあ君俺のことめっちゃ好きやん」
「好きですよ？」
「えっ凄い嬉しい」
「…これはまーしー、出てって正解だったな。こんなん見せられたらあいつ再起不能になりそう」
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あぅ(プロフ) - 後藤絵里さん» 勿体無いお言葉ありがとうございます🙇♀私なりのペースとはなりますが、応援糧に頑張らせていただきます。 (2022年9月13日 20時) (
レス) id: dd8dd91d52 (このIDを非表示/違反報告)
後藤絵里(プロフ) - あぅさん» こちらこそありがとうございます！あぅ様の作品大好きなのでこれからも応援しております！ (2022年9月12日 23時) (レス) id: 1a5db0f276 (このIDを非表示/違反報告)
あぅ(プロフ) - 後藤絵里さん» 申し訳ございません。直ちに修正させていただきました。ご指摘ありがとうございましたm(_ _)m (2022年9月12日 23時) (レス) id: dd8dd91d52 (このIDを非表示/違反報告)
後藤絵里(プロフ) - （47ページのムスッとした表情の方の名前が「うたらん」になってますよーʕ•ᴥ•ʔ） (2022年9月12日 22時) (レス) @page47 id: 1a5db0f276 (このIDを非表示/違反報告)
あぅ(プロフ) - FAMIRAさん» 勿体ないお言葉ありがとうございます🙇♀私なりのペースとはなりますが、応援糧に頑張らせていただきます。 (2022年8月27日 17時) (レス) @page29 id: c2c6d1f2f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あぅ | 作成日時：2022年7月28日 18時
