＞＞＞ライブ ページ29
アーク今代々木ついた。俺は何処にいればいい?
代々木二日目、ライブ当日の朝早く。
Twitterの通知が届いた俺は急いで返信をする。
志麻@浦島坂田船♔✔おっ、じゃあ俺が迎えに行くから入口で待っててくれ
アークはーい
「じゃ、俺迎えに行ってくるから」
一応、楽屋でそれぞれダンスの最終チェックやメイク、衣装の確認をしているメンバーたちに声をかける。
「お、アークさんやな！？俺も会うの楽しみや〜！」
「おー坂田。迷惑かけたら速攻お前を追い出すからな」
「え！？ここ俺らの楽屋なのに追い出されるの俺なん！？」
ぎゃあぎゃあと叫ぶ坂田をおいて、楽屋の扉を閉める。
それにしても坂田も元気やな…。2日連続でライブだっていうのに、疲れた雰囲気一つも見せないんやから…。
左手に付けた腕時計を覗くと、時計の針は9時過ぎを指していた。
いくら朝だと言っても暑い中Aを待たせるのはあまりよろしくないだろう。
俺は駆け足でAのもとに向かった。
◯
◯
◯
流石に志麻だとバレてしまってはマズいので、帽子を深く被る。
それにしても、もうこんなに沢山のcrewがおるんやな…。
まだ開演まで8時間以上あるというのに、まばらではあるが、crewの姿を見つける。
ありがたいが、みんな、熱中症とかは大丈夫なんやろか？
ま、ここで缶バ受け取ってどっか涼しいところで開封でもするんやろか、と勝手に自己完結をして、Aを探す。
きょろきょろとあたりを見渡すと、Aの姿を見つけた。
「A」
同じくあたりを見回しているAに近づいてそっと声をかける。
「…！」
俺に気づいた瞬間、ぱぁぁ、と顔を明るくするAにまた心臓が高鳴る。
「し…んむっ」
俺の名前を呼ぼうとしたAの口をとっさに人差し指で押さえる。
「こんなところで名前だすなや。バレるやろ」
コソコソっと耳打ちをすると、Aはこくこくと頷いた。
「とりあえず、裏口から入るからこっちきぃ」
「へっ、ちょっと…！？」
ぱっとAの腕を取って裏口へと向かう。
それにしても、腕細すぎやろ…ちゃんと食ってるんか？
間違えて力を加えたら折れてしまいそうなAの腕を、割れ物を扱うようにそっと引く。
「…よし、とりあえずここまで来たら大丈夫やな」
裏口から会場内へ入れば、もうcrewに見られる心配もないだろう。
※代々木公演もう終わっちゃって時期外れなの申し訳ないです
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あぅ(プロフ) - 後藤絵里さん» 勿体無いお言葉ありがとうございます🙇♀私なりのペースとはなりますが、応援糧に頑張らせていただきます。 (2022年9月13日 20時) (
レス) id: dd8dd91d52 (このIDを非表示/違反報告)
後藤絵里(プロフ) - あぅさん» こちらこそありがとうございます！あぅ様の作品大好きなのでこれからも応援しております！ (2022年9月12日 23時) (レス) id: 1a5db0f276 (このIDを非表示/違反報告)
あぅ(プロフ) - 後藤絵里さん» 申し訳ございません。直ちに修正させていただきました。ご指摘ありがとうございましたm(_ _)m (2022年9月12日 23時) (レス) id: dd8dd91d52 (このIDを非表示/違反報告)
後藤絵里(プロフ) - （47ページのムスッとした表情の方の名前が「うたらん」になってますよーʕ•ᴥ•ʔ） (2022年9月12日 22時) (レス) @page47 id: 1a5db0f276 (このIDを非表示/違反報告)
あぅ(プロフ) - FAMIRAさん» 勿体ないお言葉ありがとうございます🙇♀私なりのペースとはなりますが、応援糧に頑張らせていただきます。 (2022年8月27日 17時) (レス) @page29 id: c2c6d1f2f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あぅ | 作成日時：2022年7月28日 18時
