【男主】幼馴染みが冷たい【轟焦凍】 (ページ4)

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にわページ4

「はぁーー」

溜め込んだ二酸化炭素を大袈裟に吐き出すと、部屋の主が心底面倒臭そうに眉を顰めた。

「出てけ」

部屋の主、爆豪。

俺の唯一の相談窓口である。ふふん。

「なーんで嫌われちゃったのかなぁ」

「そういうとこだろ。
・・・つか、別に嫌われてねえだろ」

「ポジティブ」

「ちっげえわ阿呆」

傍からみたらどうやら俺達は俺が思っている程ギスギスした仲では無いらしい。

芦戸ちゃんなんかは「なんで轟くんと仲良くないの？轟くんめっちゃ仲良くしたそうじゃん」とか言ってた。ただ睨まれてるだけです。

「半分野郎の方は仲直りとかしてんじゃねーの？つかさっさとしろや。俺を巻き込むな」

「へへ、何だかんだで聞いてくれるだろ？

てか、仲直りって爆豪の口から出てきたのもビックリだけどそもそも喧嘩してないから」

「ああ、一方的に関係切られたんだったな」

「そうそう。

なんか体育祭以降…、職場体験以降？柔らかくなった気がしたからもしかしたらなーって思ってたらまさかの変わらず睨まれる日々。もう意味分かんねー」

傍にあった枕を殴ると爆豪に俺が殴られた。何故。