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バキッと音がする度に冷や汗が伝う

溝の中は見えないから様子がわからない

ロン「…競技場が崩れたりしないよね?」

『心配するところそこ?』

ハマ「あなたねぇ…友達の心配しなさいよ」

ロン「だって…」

でもロンの言うことも分かる

音がする度会場が揺れるから…
確かにいつ崩れてもおかしくないのかも

『お願い、無事でいて…』

ハマ「今は願うことしか出来ないわね…」





ドラ「うわぁぁ!!」

久しぶりに姿が見えたと思ったら
大きな叫び声とともにドラコが飛んできた

彼は地面に何度か叩きつけられると
バタン…と倒れてしまった

『いやっ…ドラコ!!!』

ドラコのもとへ駆け寄ろうとする私を
ハーマイオニーが止めた

ハマ「A、今行ったら危ないわ」

でも…と思ったが暴れるブラッジャーを見て
大人しく座り直した



負けると思ってたこの試合だったが
ハリーがスニッチに迫っている

あと少しで掴める!そう思った時

ハリ「うわぁっ…あぁ…うぅっ」

ハリーの腕にブラッジャーが直撃した

しかしなんとか体勢を立て直して
反対の手でスニッチを掴み取った

リー《ハリー・ポッターがスニッチを掴んだ!グリフィンドールの勝利!》

『…勝ったわ』

ロン「やったぞ!」

ハマ「ハリーさすが!!」

安心したのも束の間…試合は終わったのに
あのブラッジャーはまだハリーを狙っている

地面に横たわるハリーに容赦なく襲いかかっていた

ロン「まじかよ…なんなんだあれ」

『ハリー!』

ハマ「2人とも行くわよ!」


✡


ハマ「フィニート・インカンターテム!!」

彼女が唱えるとブラッジャーが破裂して灰になった

ハリ「ありがとう」

『大丈夫?』

ハリ「ううん…腕の骨が折れたみたい」

ロク「心配ご無用!今すぐ私が治してあげよう」

私たちと同時に駆けつけたロックハート先生がそういう

ハリ「やめて…ほっといて」

『先生、ハリーが嫌がってます』

ロク「彼は気が動転しているだけだ」

先生はハリーの腕を持って

ロク「ブラキアム・エンメンドー!」

と声高らかに唱えた

しかしその腕を持ち上げると…

ロン「うわ…」

グニャリとまるでゴムのように曲がったのだ

ロク「あ〜…まぁ時にはこんなこともありますね。でも動きは良くなったでしょう?」

そう言い訳をする先生を見て
あれだけお熱だったハーマイオニーも
疑いの目を向けていた

『呆れた…。ロン、ハーマイオニー。今すぐ医務室に連れていきましょ』

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婭兎(プロフ) - 水衣さん» 水衣様、コメントありがとうございます!大好きなんてお褒めの言葉…嬉しすぎます🫶🏻 (5月23日 5時) (レス) id: 3c5c103705 (このIDを非表示/違反報告)
水衣(プロフ) - 面白いです…!このお話大好きです(♡>艸<) (5月22日 21時) (レス) id: 0620eebe98 (このIDを非表示/違反報告)
婭兎(プロフ) - ぽんみかんさん» ぽんみかん様、コメントありがとうございます!一気見なんて…嬉しいです😳🤍 (5月10日 21時) (レス) id: 3c5c103705 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんみかん(プロフ) - 一気見しちゃいました、、、!更新待ってます(昨日コメントしたのですが、間違えて消しちゃって。2回目ですごめんなさい(ToT)) (5月10日 19時) (レス) @page16 id: 0620eebe98 (このIDを非表示/違反報告)
婭兎(プロフ) - なまたまごさん» なまたまご様、前作から引き続きありがとうございます!頑張ります! (2023年5月3日 17時) (レス) id: 3c5c103705 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:&#23149;兎 | 作成日時:2023年4月17日 8時

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