風間隊の彼女は青葉城西に行くことになった。[ワールドトリガー][ハイキュー!!]

僕の耳 ページ27

歌川と、ランク戦会場に行った｡


「あの人、ヤバい!」


「え〜、そうなの?」


「こっちかなぁ...」


「うざくね?」


いろんな声が聞こえる。


うるさい｡





...最悪｡


特に嫌いな奴がいた。


僕に告白してきた奴｡Aさんが好きって言って、断ったけど｡





Aさんは凄い｡


今まで、僕は、聞きたくない事をたくさん聞いた｡


友達だと思ってた奴の陰口


教師のえこひいき


好きな人の心音


特に、最後は辛かった｡


Aさんの心音は、僕の前では速くならない｡


失恋してる訳だ｡


それでも、好き｡





あの人は、こういったから。





「菊地原、君だっけ...？ 凄いね!! 耳が良いんでしょ?! いや、こんな子がチームメイトか...!」


心音が、嘘ではないと伝えてくれた


僕の耳を誉めてくれた｡


僕を認めてくれた｡


嬉しかった。






だから、彼奴がああ言った時は殺意まで覚えた。





「Aちゃんなんか...男にまみれて、消えちゃえばいい_!」





絶対、守る｡

顔が広いってお得→←ごめんなさいね。

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