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奏多side
なんとか、無事に事務所に入ることができた僕は、マネージャーに会うために待ち合わせをしている会議室に向かった。
すると、途中で女性社員さん達がこんなことを言っていた。
”本郷さんとAちゃんって付き合ってるんでしょ？”
”そーそー！！あと、記者の人が今日ぐらいに本郷さんにインタビューするらしいよ！”
”そーなの？週刊文春なの？”
”そうじゃない？まあ、Aちゃんのファンの子はどう思うのかは分からないけど、多分、別れろーとか言いそうじゃない？”
”いや、絶対言うでしょー”
もしかして、マネージャーが呼んだ理由ってこれだったのか…？
もし、こんなことを記事にされたら手段はひとつしかないよね…
でも、それを伝えるにはAがいないといけない。
本当にどこにいるの？
コンコン。
「失礼します。」
中からはーいと、聞こえ、僕は入った。
そこに居たのは、僕のマネージャーと週刊文春の記者らしき人がいた。
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作者名：オオバカナコ。 | 作成日時：2019年6月1日 22時
