怪しいお仕事と恋の行方 (ページ48)

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47 ちょこっと話ページ48

(この話は本編とは関係ない軸です)

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JN「ねぇ、俺にもあだ名つけてよ！」

『え？』

なんてことない日のお昼。

スングァンからおすすめされて買ったアイスアメリカーノを飲んでいる時に、唐突に言われたこと。

リビングには私とジュンだけ。

私に向かって言ったのは間違いない。

『なんで急に？』

JN「だって、ホシウジはAに付けてもらったあだ名でしょ？俺もかっこいいあだ名つけてほしい」

WZ「だから、名前くっつけるなって」

HS「え、なんで俺がウジに嫌な顔されてんの？」

私たちの話し声に釣られたのかぞろぞろと、リビングにやってきたふたり。

ジュンの言いたいことは分かるけど…

『もう既にジュンって呼び慣れちゃってるしなぁ』

JS「えぇ…」

HS「ほら、でもジュンにぴったりなあだ名できるかもよ？みんなで考えよーぜっ」

JN「ホシ！」

WZ「お前、暇つぶししたいだけだろ」

HS「なっ、別にそーゆーわけじゃ」

まぁ、ホシの言う通り、良いあだ名ができるかもしれないし、考えてみるのも良いかもしれない。

なんせ、本人が欲しがってるんだし。

『ジュニ、ジュナは代わり映えしないよね』

HS「ムンジュニは？」

WZ「長いし、あんまり変わってないじゃん」

『ジュンピ』

HS「それは無い」

WZ「お前ら、ジュから離れろよ。
ジュンと言ったら、で考えてみればいいんじゃね」

HS「身長高い！」

『顔がいい！』

JN「なんか照れるね」

HS「高身長マン」

『大陸の奇跡』

WZ「真面目に考える気ある？」

意外に外見で決めるのは難しくて、雰囲気や好きなものから関連づけようとするけど中々思いつかない。

3人揃ってジュンをじっと見つめれば、嬉しそうにニヤニヤしつつも恥ずかしそうに照れている。

ダメだ。
可愛いしか出てこない

HS「…やっぱりジュンはジュンじゃね？」

WZ「俺もそう思う」

JN「えぇー」

『本当ならつけてあげたいけど…
ジュンがぴったりっていうか、それで慣れちゃったっていうか』

JN「そんなぁ。
俺もAにあだ名つけて欲しかった」

しばらく考えてみたものの誰も思いつかず、みんなギブアップしてしまい。

ジュンに関しては、相当つけて欲しかったのか珍しく拗ねている。

HS「Aが機嫌直せよ」

『え、私？！』

WZ「あだ名ついてる俺たちが何言っても意味ないだろ？」

『そうだけど』

私が言ったところで機嫌が良くなるかな…