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HS「さーて、仲間を返してもらおうか」
OJ「なんや、もう嗅ぎ付けたんかいな」
キム・オクジュはゆっくりと後ろを振り返ると、まだ余裕なのか口角は上がったまま。
OJ「お前らふたりには興味があれへん。お前らみたいなやつはうちのボディーガードで充分。
やったれ」
キム・オクジュの言葉でボディーガードたちは一気にウジとホシに飛びかかった、が。
『瞬殺とは…』
次々と攻撃を交わし、あっという間に倒されてしまった敵は今じゃ床でのびている。
心配はしてなかったけど、味方ながら恐ろしい。
OJ「お、おい！お前たち！！」
やっと自分の立場が危うくなったことに気づいたのか、だらだらと汗をかいて、慌て始めた。
HS「いやぁ〜、舐められたもんだな。
こーんなチョロいやつらと俺たちを一緒にするなんて」
ボディーガードの上に乗ってケラケラと笑っているホシに早く助けろと目で訴えると、ここが見せどころじゃん！みたいな顔してグッと親指を立てられた。
いや、こっち拘束されてるんですけど？
手が痛いんですけど？
もっと言うなら私、頭から血出てるからね？
早く助けろよ。
WZ「おい、おっさん」
OJ「ひっ」
WZ「次、俺の仲間に手出したらこの世界で生きていけんようになると思えや。
よぉ覚えておけ」
ウジの迫力に尻もちをついたキム・オクジュは、ウジに胸ぐらを掴まれると、さらに低い声で牽制されて気絶寸前だった。
いやぁ、味方でも怖い。
恐るべし。ウジ様。
＿＿＿
釜山の話し方は日本でいう関西の方言みたいだと聞いたことがあったので、書いてみたのですが使い方が間違えていたらすいません( ˊᵕˋ ;)
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作者名：おてて | 作成日時：2021年9月22日 16時
