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『よし！いいだろう！』
「「はぁああ？！」」
JN「ほ、ほんとに？」
『うむ、本当だ』
WZ「何言ってんだよ！こいつの素性知らないんだから簡単に入れるわけにはいかないだろ」
『えー、そんな気にする？』
WZ「お前はもう少し警戒心持て！」
HS「それにマフィアってそう簡単に辞められるものじゃないんだろ？どうやって辞めたんだよ」
JN「俺の組織は父親がボスだったんだけど。命の代わりに親子の縁を切る。そういう条件でマフィアを抜けたよ」
HS「そうか…」
『はいはい、詳しいことは徐々に知っていけばいいよ。
それに…』
ジュンをじっと見つめれば、反応に困ったのか少し焦りながら目を合わせたり逸らしたりを繰り返す。
この世界でここまで人間味がある人は初めて見たんだもん。
『ジュンは信頼できそう！』
HS「んー、まぁー。
いいんじゃね？Aの勘は当たるし」
WZ「お前まで…
はぁ。変な動きしたらタダじゃ置かないから」
JN「〜っ、ありがとう！えと、」
『あ、私はヤン・A。これからよろしくね』
JN「Aか、素敵な名前だね」
『へへ、そう？』
ジュンは私の名前を聞くとキラキラした眼差しでウジとホシを見つめる。
あー、この純粋無垢な目なかなか見れないわ。
拝めとこう。
HS「俺はホシ！よろしくな」
WZ「…ウジ」
JN「ホシウジかぁ」
WZ「くっつけるな」
ウジにツッコミを入れられて嬉しそうに笑うジュン。
そんな純粋なあなたがなんでこの世界に入ってしまったのか。
父親がボスって辺り、だいたい見当はつくけど、いつか話してくれるかな。
JN「ありがとう！A、ホシウジ！」
WZ「だから、くっつけるなって…」
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作者名：おてて | 作成日時：2021年9月22日 16時
