検索窓
今日:9 hit、昨日:16 hit、合計:235,891 hit

変わりに ページ25







『…ミョンホは寂しくなったりしないの?』



MH「んー、寂しくないと言ったら嘘になるかな。でも最初よりはマシになったよ」






最初の頃はすごくキツかったけどね。

そう言って眉を下げて困ったように笑うミョンホだけど、本当に辛くて大変だったんだろう。



恵まれた環境にいた私は本当に幸せ者なんだね。









『よし!それなら私がミョンホとジュンのお母さんになってあげる!!』


MH「へっ?」


『いつでも甘えていいぞ!

welcome』



MH「なんで無駄に発音良いの」







私が親代わりになって寂しさなんて消し飛ばす!



胸の前でガッツポーズをして、手の平を上に向けひょいひょいっと煽るように仰ぐ。

ちょっとカンフーっぽくなったけど、私の気持ちは伝わってるよね?



クラスメイトだし、ていうか友達なんだしもっと頼ってくれてもいいのに。









MH「本当にいいの?」

『いいよ!ばっちこーい!』

MH「ふーん」


















『って、な、何をするんすか?!』


MH「え、何って。甘えてんの」






正面を向いて話していたミョンホはくるっと私の方に向き直して、ふわりと急に抱きついてきた。





『わぁ、いい匂いっ!いや、じゃなくて!
も、もしかしてミョンホって……























マザコン?』


MH「はぁ。なんでそうなるかな」



JN「ただいまー。

む!なんでミョンホがAに抱きついてるの?!
ずるい!」





タイミング悪く帰ってきたジュンは案の定ぶーぶー何かよく分からないことを言っている。






MH「ジュン、Aが甘えていいって」


JN「え!ほんとに?」


『え、違う。そういう意味じゃ』

JN「やったあー!」


『くぼぇ!』






や、甘えてないよこれ。


タックルだよタックル。





私が考える母親の甘えると、ミョンホとジュンの甘えるは結構、度が違っていたようだ。























『え、ジュン。なんでスポーツドリンク?
普通さ、ミルクティーとかじゃないの?』


JN「だって、美味しいじゃん」

『やー、勉強に必要なのは糖分でしょーが』

JN「スポーツドリンクも糖分入ってるよ?」


『ダメだこりゃ』

うちの体育授業→←ここに来た理由



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (135 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
507人がお気に入り
設定タグ:SEVENTEEN , セブチ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:おてて | 作成日時:2020年7月12日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。