実は兄なんです ページ16
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『ふっふふーん』
足を痛める前のように花歌を歌ってご機嫌なのは、ハンソルにお姫様だっこをしてもらっているから。
VN「なんで鼻歌?足痛いのに」
『だって、ハンソルみたいな美人にお姫様だっこしてもらってるんだよ?
この上ない幸せ〜』
VN「そう…
ついたよ」
『へ、』
VN「保健室」
し、しまったぁああああ
お姫様だっこで頭いっぱいで、保健室に行ってること忘れてた!!
馬鹿すぎないか自分!!
VN「入るよ」
『ちょ、待って!!』
ガラッ
「お、どうしたの…ってA〜!!!!」
VN「わ、」
「大丈夫か?何があった?!保健室に来たからには怪我したってことなのか?どこだ、いいなさい!」
『もう、うるさい!
ソクジンオッパ!!』
SJ「なかなかタフなAがくるなんて!
どこ?オッパに見せなさい!それとも具合悪いのか?
ていうかお前!!なんでAをお姫様だっこしてるんだ!許せん!」
VN「oh…」
だから行きたくなかったんだ…。
保健室の先生は他でもない私の兄、ソクジンオッパなのだ。
ソクジンオッパはこの通り心配性で、自分で言うのもなんだけど極度のシスコン。
SJ「お前が俺の可愛いAに怪我をさせたのかー!」
VN「いや、違っ」
『オッパ!!!
はぁ、足首見てほしいだけだから』
SJ「わかった。それじゃあ早く座って!」
緊急事態でもあるかのようにバタバタと用意し始めるオッパを見て呆れる。
『ごめん、ハンソル』
VN「あー、うん。大丈夫」
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作者名:おてて | 作成日時:2020年7月12日 15時