私と愉快な仲間たちの学校生活はちょっと変わってまして (ページ14)

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恋する乙男？ページ14

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放課後は学祭準備のためにみんな残って練習をしている。(実はまだ学祭準備期間中！最初の話から割と経ってますねはい)

今、私は休憩してるウォヌの近くにいて、私の後ろには早く行けオーラを出す女子たち。

こういう遠回しに聞き出すのって苦手なんだよなぁ。

ふぅ、いざゆかん！

『ウ、ウォヌやー、お疲れ様～。はい。水、どう』

WN「自習時間のあれはちょっとやり過ぎたかな」

『ぞ？』

ありがと。と言って水を受け取るウォヌは、別に隠すつもりなんてない。とでも言いたげな顔してて、むしろ協力して欲しそうだ。

『あー、やり過ぎっていうか…うん。ある意味やり過ぎたかな』

WN「だよなー。こういうのってどうやったらいいかわかんない」

『ナヨンのこと好きなの？』

WN「んー、多分」

『多分？』

コテンと首を傾げる姿はなんだかちょっと可愛い。

『確信はしてないの？』

WN「ナヨンの笑顔みてると心臓がぎゅってなる」

えー！！何その恋する乙女みたいな状況！！
いや、男だから乙男か？

でもそうなるとスンチョルとは恋のライバルになるわけだ。

WN「ナヨンのこと他に好きな人いるかな」

『へ、あっ、いやぁ～？どうだろ』

WN「俺の見る限りスンチョルとかナヨンのこと好きそう」

ご、ご名答です。

WN「どうしたらいいかわかんない。

スンチョルも好きだから仲良いままでいたい、ナヨンも多分好きだ」

スンチョルを応援してたけど、こうなったらウォヌも応援しよう。決めるのはナヨンだし。

ていうか正直2人とも可能性は低いけど…

『まぁ、ウォヌが良いと思う選択肢をしたらいいよ』

ニッと笑ってピースサインを送れば、急に心臓あたりを抑え始めたウォヌ。

『えっ、どうした？』

WN「心臓が痛い」

『なに？！だ、誰か呼ばないと！』

WN「痛い」

『誰かぁ！助けてください！！ウォヌを助けてくださぁい！』

WN「俺はもうダメだ…」

『そんな！死なないでウォヌっ』

WN「今までありがとうA…」

『ウォヌぅうう！！』

DN「そろそろ全体練習始めたいんだけど」

『あ、さーせん。ウォヌいくよ』

WN「おう」

遊んでいるのは私たちを放っておいて気づけばみんな配置についていた。

立ち位置が隣のジョンハンのところに行けば急に寄りかかってきて私の肩に頭をぐりぐりさせる。

いや、痛いんですけど。

『ちょ、何？！』

JH「んー？マーキングってやつ？」

『意味わからん』