番外編 はじめて ＊ちょっぴりピョンテ？ ページ32
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『てことなんだけど、どう思う？
ジョンハン』
JH「…それ、俺に聞く？」
『だって、こんなこと本人に聞けるわけないし…
ちょうどジョンハンは男だし聞きやすいから』
JH「ちょうど、ってなんか雑だな」
お願い！と手を合わせて頼めば、ものすごく嫌そうな顔をしてため息をついた。
JH「ジスからそういう話は聞いたことないけど、何かしら我慢はしてるんじゃない？」
『何かしらって？』
JH「これ以上は言わん！！」
『えぇ、そんなぁ』
腕でバツをつくって頑なに教えてくれないジョンハンの前にうなだれる。
我慢か…
そういえば、いつかのときもジスには我慢ばっかりさせてたよね。
なんで私ってこうなんだろう。もっとジスと隣に並んでも釣り合うような女の子になろうって思ってたのに。
『私って女としての魅力が無いのかな…』
JH「あのなぁ、違うって。ジスは優しいからAが準備できるの待ってるんだよ」
『え？』
JH「周りはお前らの状況を聞いたら驚くやつもいるだろうけど、全員が全員そういうやつじゃないだろ。
そのうちの一人がお前だったってだけ。Aもあんまり考えたことなかったんだろ？」
『うん。そういうこと知ってはいるけど、あんまり考えたことなかった』
JH「ジスはそれを分かっててしようとしなかったんだろ」
ジョンハンの言葉を聞いて納得した。
ジスは本当に優しいから、きっとジョンハンの言うそのまんまだろう。
『そうだよね…
ねぇ、もう一個聞いてもいい？』
JH「ん？」
『やっぱり男の子って……したい？』
JH「ブッ！！」
私の言葉を聞いた瞬間、ペットボトルの水を飲んでいたジョンハンは思いっきりむせて咳き込んだ。
『あー、大丈夫？』
JH「なんとか。
……したいんじゃない？でも、俺は相手が無理してまでしたいとは思わないね」
『そっかぁ』
JH「もうやめよこの話！！」
顔を真っ赤にして言うジョンハンに少し申し訳なくなって苦笑いしながら謝った。
『そうだよね、よし！』
JH「え、なに」
『今からジスのところ行って準備してくる！！』
JH「はぁ？！」
『相談聞いてくれてありがとうジョンハン！』
JH「ちょ、A待て！お前絶対分かってないだろ！！」
走り去るときにジョンハンが何か言ってるようだったけど、気にしなくていっか。
ジス！私頑張って準備するよ、待っててね！！
JH「俺、ジスに殺されないよな……」
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おてて(プロフ) - そぴあさん» コメントありがとうございます！わぁ！そんなこと言って頂けるなんてとても嬉しいです(o´艸`)そぴあさんの言葉を励みに更新頑張ります！ (2020年6月5日 7時) (
レス) id: a1f67ce8cf (このIDを非表示/違反報告)
そぴあ(プロフ) - コメント失礼します...！ジョシュアさんとっても可愛いです！すごく癒しになってます。素敵な作品をありがとうございます！ お忙しいと思いますが更新頑張ってください、応援してます〜！ (2020年6月4日 23時) (レス) id: a8ff1154bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おてて | 作成日時：2020年6月3日 20時
