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広場に着くと時間帯もあってか誰も居ない。
走り疲れた震える足に鞭を打って階段のところまで行く。
『いたっ』
下る方を向いているジスはこっちに背を向けているから私に気づいていない。
呼び止めようと息を吸った瞬間。
ジスが大きく一歩を踏み出そうとしていた。
『ジスっ！！！』
JS「A……なんでここに？」
ジスに駆け寄り腕を引っ張って引き寄せると力を抜いていたからなのか、雪崩るように倒れた。
『っ、今、何しようとしてたの』
JS「……」
『何をしようとしてたのかって聞いてるの』
JS「前の僕に変わるなら、今の僕が消えないと…
だから、もう1回頭に衝撃を与えれば戻ると思ったんだ」
『だからって…
それで当たりどころが悪かったらどうするの？！死んじゃうかもしれ』
JS「見たくないんだよ！！」
声を荒らげ髪をくしゃっと握るジスの辛そうな表情を見て心臓がズキッと傷んだ。
『っ…』
JS「Aの寂しそうにする姿を見てられないよ…
自分の好きな人が自分のせいで苦しんでるのに。
それが昨日で充分わかったんだ」
『違っ、それは！』
JS「今の僕じゃAが本当に幸せになる日は来ないよ。
前の僕はこんなじゃなかったんでしょ？
こんな性格じゃ…」
『そんなことっ。前のジスだって…
！』
そうだ。
前のジスにも今のジスと同じ気持ちがあったけどそれを押し殺してただけ…
『違うよジス。
変わる必要なんてないよ。
だって、それがあなたなんだもん！』
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おてて(プロフ) - そぴあさん» コメントありがとうございます！わぁ！そんなこと言って頂けるなんてとても嬉しいです(o´艸`)そぴあさんの言葉を励みに更新頑張ります！ (2020年6月5日 7時) (
レス) id: a1f67ce8cf (このIDを非表示/違反報告)
そぴあ(プロフ) - コメント失礼します...！ジョシュアさんとっても可愛いです！すごく癒しになってます。素敵な作品をありがとうございます！ お忙しいと思いますが更新頑張ってください、応援してます〜！ (2020年6月4日 23時) (レス) id: a8ff1154bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おてて | 作成日時：2020年6月3日 20時
