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いつの間にか目の前に来て、真っ直ぐに私の目を見るミンジュンオッパ。
『え？』
MJ「俺は大学の時からAのことずっと好きだった」
『ちょっと、ミンジュンオッパ〜
冗談はやめてよ』
MJ「本当だよ。俺じゃダメか？」
手を少し広げて抱き締めようとしてきたミンジュンオッパを急いで止める。
『ごめん。私にはジスがいるから』
MJ「っ、またジスか。
やっぱりジスなんだな」
手を下ろして、ふらふらと離れていくミンジュンオッパ。
『ミ、ミンジュンオッパ。ほんとごめ』
MJ「俺がどれだけお前に
アピールしても、
尽くしても、
結局はジスばっかり」
手で顔を隠しているから表情が読めない。でも、淡々と話し続けるミンジュンオッパに違和感を感じる。
『ミンジュンオッパ？』
MJ「はぁ。なら、仕方ない。
無理やりにでも俺のものにする」
『えっ……ちょ、どうしたの？』
ゆっくりと近づいてくるミンジュンオッパは何故か怖くて、オッパじゃないみたいだった。
後ずさってもどんどん縮められる距離。
怖くなって逃げ出そうとすると、腕を掴まれ床に押し倒される。
『やだ！ミンジュンオッパやめて！！』
MJ「今までずっとこうしたかった。でもジスの警戒が強くてできなかった」
『え？ジスが？』
MJ「Aといる時は澄ました顔して、俺だけの時は警戒心剥き出しで、なかなか手が出せなかった」
また知らなかった。
ジスが今まで私を守ってくれてたこと。
だから今日、ジスはダメって言ってたんだ。
MJ「でも、今日はもういないし。
ゆっくりやれる」
『っ！、やめて！！触らないで！』
服に手をかけてくるミンジュンオッパを必死に抵抗して逃れようとするけど、力が強くて敵わない。
『助けて！！だれかぁ！！助け、んぐっ』
MJ「静かにしてろ。まだ人がいるかもしれないんだから」
両手は掴まれ足も押さえつけられて口も塞がれた。
完全に為す術が無くなり、怖くて涙が止まらない。
MJ「大丈夫だって。優しくするから」
JS「やめろっ！」
MJ「ぐっ！！」
講義室に飛び出してきたジスはミンジュンオッパを蹴り上げて、私から離した。
JS「A、行くよ」
立てない私をジスが抱きかかえ講義室を出ると同時に入ってきた先生と警備員さんがミンジュンオッパを捕まえていた。
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おてて(プロフ) - そぴあさん» コメントありがとうございます！わぁ！そんなこと言って頂けるなんてとても嬉しいです(o´艸`)そぴあさんの言葉を励みに更新頑張ります！ (2020年6月5日 7時) (
レス) id: a1f67ce8cf (このIDを非表示/違反報告)
そぴあ(プロフ) - コメント失礼します...！ジョシュアさんとっても可愛いです！すごく癒しになってます。素敵な作品をありがとうございます！ お忙しいと思いますが更新頑張ってください、応援してます〜！ (2020年6月4日 23時) (レス) id: a8ff1154bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おてて | 作成日時：2020年6月3日 20時
