12 ページ12
・
ジスが変わった日から、気がつけば3か月が経とうとしていた。
特に変わったこともなく、ジスの甘えん坊な性格にも少しずつ慣れてきた頃。
MJ「お、もしかしてA?」
『え、ミンジュンオッパ?!』
授業の空き時間にジスと中庭でのんびりしていたら、懐かしい顔に会った。
『久しぶり〜!送別会以来じゃない?』
ミンジュンオッパは同じゼミの生徒で1つ上だけど仲良くしてもらってた人。
去年卒業して、会うのはゼミの送別会以来だった。
MJ「そうだな。てか綺麗になった?」
『うわ、そうやって適当なこと言って今まで数々の女の子落としてきたんでしょー』
MJ「酷い言い草だな!本音だって」
『怪しい。だってミンジュンオッパいつも言い方が胡散臭いんだもん』
MJ「お前、会わなくなった途端、生意気になったなぁ?」
そんなやつにはお仕置だっ、そう言って髪をぐしゃぐしゃと崩してくる。
やめてよ!と抵抗するとケラケラと笑いながら、どうだ参ったか!なんて子供みたいな言い方をするミンジュンオッパ。
『まったく、せっかくセットしたのに…
ジス?』
少し後ろに下がってたジスが私の肩を掴んで引き寄せた。
MJ「……おー。久しぶりだなジス」
JS「どうも。
A、もう行こう」
『え、ちょ』
MJ「なんだ嫉妬か?珍しいなジスがやきもきするなんて」
その場から立ち去ろうと腕を引かれて戸惑っていると、ミンジュンオッパの一言にジスが立ち止まる。
JS「……別に。前からずっとそうでしたよ」
『ジ、ジス!もうっ……
ミンジュンオッパじゃあね!』
ジスに腕を引かれながら、ミンジュンオッパに手を振る。
・
1063人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おてて(プロフ) - そぴあさん» コメントありがとうございます!わぁ!そんなこと言って頂けるなんてとても嬉しいです(o´艸`)そぴあさんの言葉を励みに更新頑張ります! (2020年6月5日 7時) (レス) id: a1f67ce8cf (このIDを非表示/違反報告)
そぴあ(プロフ) - コメント失礼します...!ジョシュアさんとっても可愛いです!すごく癒しになってます。素敵な作品をありがとうございます! お忙しいと思いますが更新頑張ってください、応援してます〜! (2020年6月4日 23時) (レス) id: a8ff1154bb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おてて | 作成日時:2020年6月3日 20時