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「今からカラオケ行くんだけど、Aも行こうよ！」
『ごめん、今日はちょっと』
「あー、そうだった。
今日はAには勿体ないくらいの彼氏とのデートの日だもんね」
『うん！そうなんだ〜』
「ダメだ。嫌味が通じない。デレデレしちゃってこのやろ」
『えへへ〜。
また今度誘ってよ！じゃあねっ』
いつもの待ち合わせである大学の中庭に行くと、私の大好きな人の姿が。
『ジス！待たせてごめんね』
JS「ううん、僕もさっき講義終わったばかりだから待ってないよ」
ニコッと柔らかく笑うジス。
だけど知ってるもんね、
本当は講義が早めに終わったこと。
こうやってさりげなく気遣ってくれるところが紳士と呼ばれる理由なんだろうなぁ。
惚気にしか聞こえないかもしれないけど、私の彼氏は大学でちょっとした有名人。
大人で優しくて勉強ができて英語が話せて、おまけにこのルックス。
彼は現代版出木杉くんだと思う。
でもそんな完璧な彼がなんで、こんな平凡な私と付き合ってくれているのか。
これは一生の疑問だ。
『ねぇ、ジスはなんで私なんかと付き合ってくれてるの？』
JS「？、Aの全部が好きだからだよ」
『えー、それって本当？
ジスは誰にでも優しいから心配になる』
JS「Aだけは特別だよ」
『わかんないもん。優しさから付き合ってあげてるとか』
JS「僕から告白したのに？」
『そうだけどー』
JS「はぁ、」
渋っているとジスはため息をついた。
面倒臭い女って思われたかな…でも、本当に分からないんだもん。
俯いているとジスは私の頬を掴み、おでこに軽くキスをした。
JS「心配しなくても僕はAしか見てないよ」
そう言って微笑むジスに敵わないなぁなんて思いながら私は満足して、腕を組んで歩き始めた。
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おてて(プロフ) - そぴあさん» コメントありがとうございます！わぁ！そんなこと言って頂けるなんてとても嬉しいです(o´艸`)そぴあさんの言葉を励みに更新頑張ります！ (2020年6月5日 7時) (
レス) id: a1f67ce8cf (このIDを非表示/違反報告)
そぴあ(プロフ) - コメント失礼します...！ジョシュアさんとっても可愛いです！すごく癒しになってます。素敵な作品をありがとうございます！ お忙しいと思いますが更新頑張ってください、応援してます〜！ (2020年6月4日 23時) (レス) id: a8ff1154bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おてて | 作成日時：2020年6月3日 20時
