嫉妬魔ヘムチの奮闘記

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『ふう、大分片付いた』


いつもなら作業するか、ゲームをするオフの日。
ウジに片付けなよと言われたのをふと思い出して、ちゃんと作業室を綺麗に片付けた。




MG「ヌッナ〜！今、暇？」

『あー、ドゥリヤ。
貴方たちはいつもノックしないね』



またもノックをせずに入ってきたのはドゥリことミンギュ。

なぜドュリと呼んでるかと言うと、実家にいる犬の名前で大型犬でうるさくてやらかすところがミンギュに似てるから。

本人に言ったら、ヌナまでそう言う…と拗ねてしまったことがあるけど…



作業室を見渡して、おぉ部屋が片付いてる、なんて呟くミンギュに栄養ドリンクを渡す。





MG「えーまた栄養ドリンク？他のはないの？」

『いらないなら返してください』

MG「いります。
ていうか、ヌナいつも来た人に渡すよね。どんだけ冷蔵庫に入ってんの」

『たくさん。
それで、どうしたの？』



文句を言いつつゴクゴクとドリンクを飲むミンギュは思い出したように手を叩く。



MG「昼ご飯！宿舎でみんなで食べよ」

『作るのは…？』

MG「へへ、お願いヌナ。
みんなヌナのご飯食べたいんだって」

『はぁ…わかった、今行くから待ってて』




片付けを終えてゆっくりしようと思っていた矢先だったけど、やったー！と喜ぶ姿はやっぱり実家の犬に似ていて。

つい甘えさせてしまう。











＿＿＿＿

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MG「みんなー！ヌナ来たよ！」

『お邪魔します』


SC「お、ヌナ久しぶり」

『久しぶり、元気？』

SC「元気だよ。でもさ、レコーディングの時に会えると思ったのにいなかったから悲しかったじゃん」

『この前は別件あって手が離せなかったから、ごめんね』

SC「次はちゃんと来てもらうからなぁ」

『仕事放棄してでもいくね』

SC「おん、そうして」




ニヤニヤと笑いながら冗談を言い合うクプス。

この前はクプス、ハニ、シュアの最年長ラインのメンバーとは会えなかったから、この3人は久しぶりだ。



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