32 WZside ページ35
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WZ「あいつから誘ってきたくせに」
練習室でひとりで柔軟をしながら、壁に掛けられている時計を見て眉を寄せる。
俺以外のメンバー全員に断られた深夜練を一緒にしようとせがまれて渋々承諾したのに、
その本人が遅れてくるなんて。
後で絶対に飯奢らせる。
バンっ！！
WZ「お前おそ、…」
慌てて来たんだろうと呆れながら振り返るけど。
いつもと違う様子で練習室に入ってきたホシに気づき、遅いと言いかけた言葉を思わず止めた。
HS「悪い」
WZ「…おう」
なんかピリピリしてんな…
練習する前にヌナのとこ行くって言ってたけど、そこでなんかあったのか？
WZ「あー…
ホシヤ、Aヌナとなんかあっ」
HS「俺は！！」
うお、びっくりした。
突然大声を出されて肩が跳ねた。
HS「Aが好きで仕方ない！
Aの全部が可愛くて愛おしい！」
WZ「…お、おん」
なんだいつも通りじゃん。
心配して損し、
HS「だけど、今回は怒ることにした！！」
WZ「……。
はあ？」
HS「いつもはAの可愛さに負けて許してたけど、今回ばかりは俺が優位に立ってAが、
ごめんねスニョア、好きだよ。
って言うまで許さない！！」
WZ「…るさ」
ちっとも似てないヌナの真似をして、俺に向かって大声を出すホシ。
てか、唾飛んできたし。
HS「ふん」
WZ「何があったんだよ、スニョア」
嫌味たらしく名前を強調して言えば、よくぞ聞いてくれた、みたいな顔をしたから頭抱えた。
嫌味って通じてないし。
HS「実はさ＿＿」
・
WZ「なるほど」
HS「どう思う？！」
WZ「んー…」
�犧�約者��
言っちゃえばヌナが言わなければ、無かった存在。
それが今回会うことになって、その事実をホシに明かすことになった。
ヌナは穏便に済ませるために言わなかったんだろうけど。
後から知った方がちょっと悲しいよな…
WZ「今回ばかりは俺もホシに同感かな」
HS「そうだよなぁ！
…ってなんだよ今回ばかりはって」
WZ「まぁ、ふたりの問題だからとやかく言うとつもりはないけど。
あんまり長引かせるなよ」
HS「そ、それはヌナ次第だから！」
唇を尖らせて拗ねるホシに、仲直りしたばっかだろ。とさらにひと押しすれば、帽子を深く被って曲を流し始めた。
全く…
まぁでも、ホシの気持ちも分かるから、今回くらいは味方でいてやるか。
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おてて(プロフ) - チルソンさん» チルソンさんコメントありがとうございます！有難いお言葉です🙇♀️更新頑張ります！ (2023年3月5日 8時) (
レス) id: b9dd2892ba (このIDを非表示/違反報告)
チルソン - 癒されます^^* 次のお話が楽しみです！ (2023年3月5日 3時) (レス) @page47 id: 72c987a0c6 (このIDを非表示/違反報告)
おてて(プロフ) - ビーグル犬さん» ビーグル犬さんコメントありがとうございます！今気づきまして返信が遅くなってしまいすいませんでした🙇♀️そう言っていただけて嬉しいですぅ！これからもラブラブさせたいなぁなんて思ってます🥰 (2023年1月28日 20時) (レス) id: b9dd2892ba (このIDを非表示/違反報告)
ビーグル犬(プロフ) - ああああああー！！！ラブラブ最高です_:( _* ́ཫ`):_ (2023年1月11日 14時) (レス) @page27 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
wakagaoqiao31(プロフ) - 本当ですよね、、日産スタジアムすごく連発してたので希望が見えました笑またそれに向けて勉強頑張ります笑笑！！ (2022年12月10日 17時) (レス) id: 84a4ccda5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おてて | 作成日時：2022年11月29日 11時
