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『落ち着いた？』
HS「うん」
誰かに見られては困るから、あれからすぐに作業室に移動して落ち着いて話せる状況をつくった。
HS「ヌナ、改めて言わせて」
『うん』
HS「俺はヌナが心配だったんだ。ヌナは全然気にしないから不安になって。でも、だからって傷つけていい理由にはならない。やり過ぎたと思ってる、本当にごめんなさい」
ソファで向かい合い、真っ直ぐ目を見て話してくれるスニョンの話を私もしっかり聞く。
HS「しばらく離れる、なんて口走ったけど実はほんとすぐ…あの日からずっと寂しくて。
ちゃんと謝ろうとしてたけど、なんて言ったらいいか分からなくてズルズル引きずってここまで来て…」
『私、スニョンに嫌われちゃったかと思ったよ』
HS「そ、そんなことありえない！！」
私の言葉を聞いた瞬間、ガバッと立ち上がって真剣な顔をするスニョン。
HS「ありえないよ。絶対に」
『ふふ、そっか』
HS「っ！」
スニョンの言葉が嬉しくて微笑むと、スニョンは込み上げてきたものをグッとこらえるような表情をして、ゆっくり座った。
そして、1度深呼吸をすると優しい顔になって私を見つめる。
HS「ヌナ、さっきの事だけど」
『…もしかして頭突きしたとこ見てた？』
HS「最初から全部見てたよ」
『そっか…』
HS「ヌナを本当に幸せにするのは俺だって言ってくれて、凄く嬉しかった」
スニョンが私の手を取り、ギュッと握る。
HS「もちろん絶対にヌナを幸せにする。それと…
俺も、俺を本当に幸せな気持ちにさせてくるのはヌナだけだって思ってるよ」
耳に聞こえる声も、
心に響く言葉も、
目に見える表情も、
手から伝わる体温も、
じわじわと感じる雰囲気も、
目の前にいるスニョン全てから、愛おしいという感情が伝わってくる。
『私も…スニョンを安心させたかったの、いつも私のことを心配してくれるから。でも上手くいかなくて、ごめんね。
でも、ひとつだけ…
もうしないで欲しことがある』
HS「…うん、なに？」
『私の傍から離れていかないで』
HS「！」
『傷つけても、離れないで。
そばにいて、仲直りする方法一緒に考えて』
スニョンの顔が見たいのに、次から次へと溢れる涙のせいで見えない。
涙を拭っていると優しく抱き寄せられて、しっかりと感じる温かい体温にまた涙が溢れた。
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おてて(プロフ) - チルソンさん» チルソンさんコメントありがとうございます！有難いお言葉です🙇♀️更新頑張ります！ (2023年3月5日 8時) (
レス) id: b9dd2892ba (このIDを非表示/違反報告)
チルソン - 癒されます^^* 次のお話が楽しみです！ (2023年3月5日 3時) (レス) @page47 id: 72c987a0c6 (このIDを非表示/違反報告)
おてて(プロフ) - ビーグル犬さん» ビーグル犬さんコメントありがとうございます！今気づきまして返信が遅くなってしまいすいませんでした🙇♀️そう言っていただけて嬉しいですぅ！これからもラブラブさせたいなぁなんて思ってます🥰 (2023年1月28日 20時) (レス) id: b9dd2892ba (このIDを非表示/違反報告)
ビーグル犬(プロフ) - ああああああー！！！ラブラブ最高です_:( _* ́ཫ`):_ (2023年1月11日 14時) (レス) @page27 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
wakagaoqiao31(プロフ) - 本当ですよね、、日産スタジアムすごく連発してたので希望が見えました笑またそれに向けて勉強頑張ります笑笑！！ (2022年12月10日 17時) (レス) id: 84a4ccda5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おてて | 作成日時：2022年11月29日 11時
