嫉妬魔ヘムチの奮闘記

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スングァンの後ろに立っているホシヒョンは俺たちが話してた内容を聞いていたのか、そうでないのかは分からないけど。

さっきよりも明らかに、




機嫌が悪いことだけは分かった。





SG「ホ、ホシヒョン…」

HS「なに？」

SG「あ、えと〜」

DN「あ、あぁ！
もうすぐ撮影再開するみたいですよ！！」

「う、うん。行こう」






耐えきれない気まづい雰囲気を断ち切ったディノの言葉に俺も頷くと、ホシヒョンは何も言わずに戻った。

その背中を見ていたスングァンが振り返ると、
その顔は今にも泣きそうだった。






SG「わぁああ、死ぬかと思った！！」

DN「俺の機転に感謝してよ」

SG「今回ばかりはありがとうディノ」

DN「それにしても、あんな機嫌の悪い顔は久々に見たよ…」

SG「変に勘ぐるのはやめておこう」






3人で深く頷き合うと同時にクプスヒョンの集合の声がかかった。


撮影が再開してからはホシヒョンも流石に切り替えたみたいで、スングァンと普通に話してた。

スングァンは少しビビってたけど。












ディノの言う通り、最近喧嘩して仲直りしたばかりで、ヌナに限ってまた喧嘩ってことは無さそうだけど。

ホシヒョンが機嫌悪いのは事実。


なんでもいいから早く元に戻って欲しい。



















めんどくさいし…





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