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HS「俺に紹介したい人?」
JH「そう」
猫舌なジョンハニヒョンは出来たてのラーメンをこれでもかって言うほど口で冷ます。
綺麗な顔の割にでかい1口で食べるんだよなぁ、この人。
JH「最近仲良くなったやつらがいてさ。そいつらと一緒に病院開こうと思って」
HS「病院?!」
JH「うん」
HS「それって一般の病院じゃないよね?」
JH「そりゃあそうだ。
今だって相手にしてるのは顔のおっかない人間ばっかりだし」
毎日むさ苦しいよ。
そうボヤくジョンハニヒョンは箸で餃子を強めに刺して口に入れた。
やつらってことは1人じゃないよな。
今、ジョンハニヒョンが仕事をしている場所はビルの一部屋で、広いとはいえ、普段そこで生活してるし俺も居候してるし。
HS「引っ越すの?それとも別なところでやるの?」
JH「人数も増えるし、どうせやるならちゃんとした場所を作るよ」
HS「そっか」
JH「追い出されると思った?」
HS「…ちょっとだけ」
JH「あははっ、可愛いなぁスニョンは〜」
HS「ちょ、やめてよ!」
ぐりぐりと頭を撫でくりまわされたおかげで、髪の毛は爆発した。
ったく、俺なりにセットしてるのに!
JH「んじゃ、久々に飲むか」
HS「いいけど…もしかしてそれも俺の金?」
JH「当たり前じゃん」
HS「だろうと思ったよ!いいよ!
この際めっちゃ飲んでやろーじゃん!
すいません!焼酎追加で!!」
この時、大声で注文した俺の声にジョンハニヒョンが呟いた言葉がかき消されていたとは、
声を出した本人である俺は知らなかった。
JH「今はな…」
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作者名:おてて | 作成日時:2022年7月21日 9時