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SR「あーあ、顔が真っ青だ。可哀想なAちゃん。

俺が慰めてあげようか」



『っ!

触らないで!』



SR「おぉ、怖い怖い。威勢が良いとこまでそっくりだ」




『っ、……


そういえば、裏切ったって言ってたけど…』






そうだそうだ、その話もしないとね。そう言ってワイングラスを手に取りくるくると回す。






SR「ミンハオはスイランを好いていたけど、スイランはミンハオを好いているフリをしていた。目的は金と顔と……




体だったんだろうな」









ニヤリと気持ち悪い笑みに背筋がゾクッとする。









SR「スイランにはそういう奴が何人もいたし、その中にはミンハオの最大の敵がいたんだ。




それが俺だ」






『あんた…それを知ってて』




SR「あぁ、スイランを受け入れたさ。

はははっ、真実を知った時のミンハオの顔は最高だったなぁ」






ソンリェンがうっとりしながら話す、その姿はまさに狂者。






『あんた最低な人間だよ』







SR「最低はどっちだよ。

裏切ったとはいえスイランが忘れられなかったんだろうなぁ!


代わりにスイランに似たお前を婚約者にしたんだ!」




『っ、……





やめて』










もう聞きたくない。







信じたくない。
















SR「ミンハオが欲しいのはお前じゃない!

どうせお前はスイランの代わりでしかないんだからなぁ!!!」






『もう、やめて……』
































ドンッっ!!!!!!






SR「な、なんの音だ!」








『っ、もしかして』


SR「おい!どこ行くんだ!」














部屋を出て音のする方に向かえば。














MH「A!」









私の姿を見て目を見開いたあと、少し安心したような顔をしたミンハオがいた。









心臓がギュッと締め付けられる。





















やっぱり誰がなんと言おうと、私はミンハオが好きだ。


44→←42 ジュンフィside



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設定タグ:SEVENTEEN , ミョンホ , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:おてて | 作成日時:2020年4月27日 12時

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