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#2 ページ2

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「のえる、またあの人浮気してた、……………」





「んー、そっかぁ……、よく泣くの我慢したねぇA、偉い偉い」





「んん、……………ね、のえる、たすけて、」









今にも零れてしまいそうなほどの涙を





そのぱっちりとした可愛い目に溜めた君は、





ぎゅうっと僕の服の袖を握って、





“たすけて”という言葉と共にはらりと雫を落とした。









君の彼氏に悪いから、





君を抱きしめて慰めてあげることはできなくて、





隣に座って背中を叩いてあげるだけで精いっぱいなんだ。









僕も、それ以上君に触れたら、





この想いをありのままに伝えてしまいそうだし。









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作者名:菖蒲 | 作成日時:2020年9月21日 17時

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