超特急の恋物語

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―リョウガ―



マネージャー「なかなか来ないと思ったら………」



結局、彼らのステージを最後まで見入ってしまっていた。



どうやら彼らは、今年デビューした男女混合グループ。



だが、非アイドルらしい。



俺らと少し共通点はある。



いや、待てよ。なんだこの空気。



車に向かう廊下を集団で歩いているが、誰もしゃべらず静か………すぎる。








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那留「聞いて！HIGH SPEED のとき帽子取れちゃってさ………」



緋雅「那留、途中マント被ってなかった？」



A「風に遊ばれてたね。後、萩友くんの鏡………」



利築「それ、超笑ったw 折れてんもん。どーすんの？」



萩友「えっ………もう使わないっしょ」



A「………知らんわ！もー、待って。お腹すいたー」



利築「さすが大食い女王。割れてきた腹筋、元にもどんでー」



A「ひどない？」



那留「もう完全に利築くんの関西弁移っちゃってんね」



マネージャー「元気すぎんだろww」



緋雅「オレも腹減ったかも………」



利築「珍し！今日食べにいく？」



A「りっくんの奢りね」



萩友「っしゃー！ゴチになりますww」



パフォーマンス終了後、色々ハプニングがあったが、なんとかやりきった。



途中から雨降ってんの忘れてたわ。

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