ずっと離れないから£気象系・家族£

22話―雅― ページ23

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食事で翔ちゃんゲーット☆！

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俺が抱っこしたまま座ったから、

翔ちゃんは今、俺の膝の上。

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最近、朝早くから仕事があったから、

翔ちゃんと一緒だなんて超嬉しい！

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…だけど、

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まだ翔ちゃんはご飯を背に向けて、俺の服にしがみついている。

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…可愛いけど、流石に食べさせなきゃなー…。

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でも、無理矢理引きはがしたら、

今日の翔ちゃんは泣いちゃいそう。

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…そうだ！


雅紀くん、ひらめきました☆

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「翔ちゃん、雅にいが食べさせてあげるから、ちょっとでも食べよ？」

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するとしばらくしてから、翔ちゃんは頷いた。

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「はい、あ〜して？」

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「…ハィ…。ぁ〜…」

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すると、翔はこんな感じで1口、2口とどんどん食べてくれた。


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そして、お皿が半分位になると、

翔ちゃんは口を閉じてしまった。

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「…ごめんなさい…。しょぉ、もう食べれない…。」

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翔ちゃんが、涙目で謝ってきた。

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……ん〜。まあ、無理に食べさせると、
また同じことになりそうだからな〜…

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「いいよ！良く食べれたね？えらいね、翔ちゃんは^^。」


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そういうと、少し嬉しそうな顔で俺の胸に顔を押し付けてきた。

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…もう、可愛いすぎ！

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そんな事を思っていると、潤にお前、早くしろ。って言われて睨まれた。

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早くせねばと思い、俺はすぐにご飯を食べた。


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