11話―和― ページ12
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…やっと終わった〜!!!!
町中で叫びたい気持ちを押さえ、
心の中で叫んだ。
時計を見ると、22時30分。
…早く、翔ちゃんに会いたいな♪
そう思いながら家に向かって歩いていると、
一通のメールがきてた。
…智にいからだ…。
なんだろうと思い、メールを開いた。
―和が行った後、翔が吐いちゃって熱出しちゃった><
後、翔は外が恐いかもしれないって…
他にもあるかもしれないから、治ったら検査するとの事です*
智より―
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…え、嘘…熱出したの?
コレ、『吐いちゃって』って、完全に俺のせいじゃん…
俺は、メールを見た後、
無我夢中で家まで走っていった。
そして、家に着き素早く靴を脱いで、
とりあえず、誰かしらいるであろうリビングに行った。
そして、ドアを開けると、
「…あっ、和。おかえりい〜^^」
椅子に座りながらコーヒーを飲んでいる、
智にいがいた。
「ただいま…ねえ、他の二人は?翔ちゃんは?」
「潤は、交代で今翔の所にいる。雅紀は、また明日も仕事早いから、先に寝た。
翔は、今どうなんだろ。そろそろ交代時間だからついでに一緒に行く?」
そういって立ち上がり、二階を指してきた。
…行きたいけど、でも…
「…ちょっと待って…」
「…ん?」
「俺、俺…翔ちゃんに、合わせる顔がない…。せっかく調子が良かった翔ちゃんに、無理矢理食べさせて、熱出させちゃって…
全部…全部…俺のせいだから…
俺、絶対翔ちゃんに嫌われてる…」
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俺は、全部言い終わった後、
自然と、目から一筋の涙が出てきた。
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すると、優しい香りのする智にいが俺を抱き締めてきた…
「確かに、和が原因だったかもしれない…
でも、そのおかげで今まで気づかなかった事に気づけた…。
それに、翔はそんなに和を嫌ったりする子?」
俺は、ふるふると首を横に振った。
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「…だよね^^。じゃあ、顔を洗って、翔の所に行こ?原因作っちゃったら、治せるって思ったら治してあげればいいしね?」
俺は、智にいの言葉に頷いて、
顔をしっかり洗って、いつもの俺に戻り、
智にいと一緒に3階の翔の部屋に行った。
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革ベルト
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さくら(プロフ) - まさかの女装!…いや、案外いけるかも!← (2012年9月28日 22時) (レス) id: 53f6bbee8a (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - わぉ、いったいどんな格好なんでしょうか?しかも検査…どんななんでしょうねぇ?? (2012年9月28日 0時) (レス) id: 53f6bbee8a (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - あぁ///いいですねぇ、萌えますねぇ///← そろそろ斗真君が動きだしたりしますかね? (2012年9月25日 20時) (レス) id: 53f6bbee8a (このIDを非表示/違反報告)
みどり - さくらさん» それでは、書いちゃいます♪ (2012年9月24日 19時) (レス) id: 8f13182ec1 (このIDを非表示/違反報告)
みどり - あやなんさん» 初めまして!いいですねぇ~(*^^*)voice って歌、いいですよね(>_<//) (2012年9月24日 19時) (レス) id: 8f13182ec1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みどり | 作成日時:2012年9月2日 23時