1話―智― ページ2
今日も、いつもの様に朝がやってくる。
「…皆を起こさなきゃ。」
眠気を吹き飛ばすように起き上がり、
着替えてから自分の部屋を出ていった。
、、、まずは、潤と和がいる部屋に行こう。
そう思い、部屋を出てすぐ前にある部屋へ、
大声を出しながら入っていった。
「ほら〜!潤と和、起きろー!」
すると、意外にも既に2人は起きていて、
「智にい、朝っぱらから、翔ちゃんと近所に迷惑ですよ!」
と、言われた。
何故か、和と雅紀だけ翔ちゃん呼びしている。
まあ、それほど翔にデレデレなんだろうけど、翔呼びしているおいらと潤だって負けないんだから!
と、心の中で思いつつ、準備している和に少しの間、朝っぱらから怒られてしまった。
「は〜い…。あっ、そういえば、朝ごはんお願いね、潤。」
和に返事をした後、和の横で一緒に準備をしている潤に言った。
朝ごはんはいつも、潤が作っている。
まあ、超絶旨いからね←
「ヘイヘイ。」
そして、潤が返事をした後に、おいらの部屋の隣にある、雅紀と翔が寝ている部屋へ行った。
翔がいるから静かにドアを開けると、
中で準備をしている雅紀がいた。
「あっ、智にい。翔ちゃんはまだ寝てるから、一応そのままにしておいた。じゃあ俺、遅刻しそうだから行くわ。それではっ!」
そういって、雅紀は部屋の音をたてない様に、
ドアを開けっぱなしにして、下に行く為に、素早く出ていった。
、、、今日は、体調大丈夫かな?
雅紀が行ってから、とりあえずおいらは、そう思いながら翔の額に手を伸ばすと、
下が雅紀のせいで、ギャーギャーしてたからか、翔が目を覚ました。
「ん…さとにい?おはよぉ。」
翔は起きたらすぐに挨拶をしてくれる。
「おはよう^^うん、今日は熱無いね。さとにいと一緒に、下いく?」
「うん、いくぅ…。」
翔が頷いたのを確認した後、翔を抱っこした。
翔は5歳だけど、母親が長い間閉じ込めていた為、歩けない。
「…ごめんなさい。しょお、重いよね…」
翔が、申し訳無さそうに、いつもの様に謝ってきた。
翔は、すぐに謝る癖まで出来てしまったのだ。
「悪い事してないんだから、謝っちゃダメ!それに、翔は重くないよ?逆にもっと食べなきゃね?」
「…ぅん…。」
翔は、栄養失調になるほど痩せてた。
まあ、ちょっとは戻ったんだけど、
翔は食べる事に慣れていなくて、まだあまり食べれない。
今日は、食べれればいいな、、
そんな事を考えていると、リビングに着いた。
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革ベルト
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さくら(プロフ) - まさかの女装!…いや、案外いけるかも!← (2012年9月28日 22時) (レス) id: 53f6bbee8a (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - わぉ、いったいどんな格好なんでしょうか?しかも検査…どんななんでしょうねぇ?? (2012年9月28日 0時) (レス) id: 53f6bbee8a (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - あぁ///いいですねぇ、萌えますねぇ///← そろそろ斗真君が動きだしたりしますかね? (2012年9月25日 20時) (レス) id: 53f6bbee8a (このIDを非表示/違反報告)
みどり - さくらさん» それでは、書いちゃいます♪ (2012年9月24日 19時) (レス) id: 8f13182ec1 (このIDを非表示/違反報告)
みどり - あやなんさん» 初めまして!いいですねぇ~(*^^*)voice って歌、いいですよね(>_<//) (2012年9月24日 19時) (レス) id: 8f13182ec1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みどり | 作成日時:2012年9月2日 23時