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男サウナの外‥扉前
「(クク 二人バカなところも似ているようだな そこで意地を張り合っているがいい ひからびるまでな)」
刺客の男は清掃中の看板を置いて扉を施錠した‥
「(これで土方と白髪頭は終わりだ‥あとは沖田か‥さすがに女風呂に入ってはすぐにバレるな‥出てきたところを狙うか 女は長風呂と聞くし それまではバカ二人を見張っておこう‥)」
一方でAは‥
『はぁ〜 気持ちいい〜 たまには温泉も悪くないですね〜』
優雅に温泉を堪能していた‥
土方「オイ‥いい加減にしとけよ お前 全身汗だくじゃねーか 脱水症状でぶっ倒れるぞ 俺は大丈夫だけど」
銀時「そんなヤワじゃねーんだよ あっでも そうなったらAちゃんに助けてもらえるかも‥悪くねーな」
土方「バカかテメー 死にたいのか」
銀時「お前こそ笑顔がひきつってるぞ 水飲みてーだろ？俺は大丈夫だけど」
土方「いや お前より俺の方が大丈夫だ」
銀時「いや お前の大丈夫より俺の大丈夫の方がデカイ」
土方「そんな事ぬかしてるが本当はしんどいのはわかってんだ テメーのハラは読めてんだよ」
銀時「バカ言っちゃイカンよ 俺はサウナ大好きだからね蒸すのが大好きでね なんなら もっと室温あげるか？」
ジュウウウ
「(！！なァ‥なにィィィ さらに室温を上昇させやがった)」
土方「足りねーよ バケツの水 全部いれろ」
ジャバァァァ
「(あっあいつらバカか お前らとじこめられてんだよ こっからもう出られないんだよ)」
銀時「あ‥‥あああああ ご‥極楽だぜい」
「(いや ホントに極楽いっちゃうから！)」
土方「ア‥アドレナリンがものっそいことになってるな やっぱり命のやりとりってのは いいもんだ」
銀時「無理すんなよ そろそろ意識朦朧としてんじゃねーの？俺の姿も見えなくなってんじゃねーの？」←バケツに喋ってる
「(オイぃぃぃぃ誰としゃべってんの！？誰としゃべってんの！？)」
土方「クク そろそろ限界のようだな アレ 全然このタバコ味しねーぞ」←柄杓を咥えてる
「(それタバコじゃねーから！！)」
銀時「オメーよォォ！ホント マジいい加減にしてくんない！？悪いこたァ言わねェ降参しろって！頼むから三千円あげるから！！」
土方「三千円で誰が動くかァァ！！」
一方でAは‥
『コーヒー牛乳 やっぱり風呂上がりはこれですね』
待合室でコーヒー牛乳片手に土方を待っていた‥
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作者名：ラブラブひかるん | 作成日時：2021年5月24日 13時
