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運命に嫌われた青年-4 ページ5
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「……ここがお前の部屋だ。」
最後に、大きな部屋に連れてこられた。ここがAの部屋になるそうで。
「広いですねェ、一人部屋にしては大きすぎません?」
ちらりと横目で久藤を見、問う。
「…太郎様がこの部屋にしろ、とおっしゃってたからな。今日は案内だけだ。明日からビシバシ扱くから覚悟しろよ!」
念を押すためなのだろうか。力強く言った。
「…ふふっ、かしこまりました。」
ふわり。ほほ笑んだ後に「では。」と言って部屋のドアを閉めた。久藤は、これから起こるであろうことに顔をしかめ、小さなため息をこぼして歩き始めた。
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作者名:Noah-ノア- x他1人 | 作成日時:2019年3月22日 22時