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「水の呼吸 伍ノ型 干天の慈雨」


鬼になって自我を失い、獣のごとく食料を求める鬼は多いけど……


鬼舞辻からの権力による迫害を恐れる鬼も多い。


鬼であっても自ら死を望むのは切ないよな……



「A、オ疲レ」


「次は?」


「モウ終ワリダ」


「そっか。ありがと」


そのまま来た道を引き返し、帰路につく。


「立花は?家?」


「タブン」


今日はちゃんと朝に起きれそう……


久しぶりにゆっくりするか。




















「A!!A…!」


「…!」


猛スピードでこちらに迫る鳥。


「大変…!大変ナノ…!!」


「っぐふっ、」


そしてなんで毎回体当たりしてくるの?



「なに、どうしたの。」


大変なわりには嬉しそうな顔してるんだけど。























「炭治郎ガネ!!目、覚メタンダッテ!!」


「えっ」


……炭治郎が……?


え、


目を…?



「昼間、カナヲガ言ッテタンダケド、A、任務デ………」


……寝るなんて後だ。








会いたい、声が聞きたい、話したい………


思い切り走ろうとした。




「A。今ハ夜ダ。迷惑ニナル」


「ぐっ……、」


そんな…きつく言わなくても……


「わかった…明日早起きする……」





















「……あ、!!Aさん…!!」


「アオイちゃん、!」


「炭治郎さんですよね、こっちです。」


洗濯物を手に持ったまま、私を案内してくれた。


「でも……彼、昨日目を覚ましてすぐ眠ってしまったんですよね……」


「……そっか、」


「でも一度目覚めたからまたすぐ起きると思います。」


どうぞ、とドアを開けられた。



「……、炭治郎、」


アオイちゃんの気配がなくなる。


気を遣ってくれたのだろうか。




「炭治郎、おかえり…」


なんだろ、前より顔色がいい…?


胸元に手を持っていくと、とくん、とくんと脈を打っている。


「よかった、」


……でも話せると思ってたから…ちょっぴり残念、


とりあえず生きてる。


早く、起きてほしい。









「……炭治郎、………」



 
思い切ってその痣のある額に口づけを落とした。


「頑張って、」


そして部屋を出ようと回れ右をした。








「……、



あれ、」



このサイドテーブルの箱………



私が好きなチョコレートじゃん、

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三月の専属ストーカーなつめみく - くっ…作者様のイラストみたいのになんか表示されてない…俺の端末そんな重いの??ていうか文才ありすぎてそんなことどうでもよくなるくらい読みいっちゃってるんよ…!!なんで?? (10月23日 21時) (レス) @page40 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あう | 作成日時:2022年2月8日 23時

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