氷が融けるまで 【鬼滅の刃】

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｢痛い……｣


今日も床で寝ちゃった…


体が痛い…







｢だめ、そのままじゃ……！｣


｢イヤ平気！！｣



……なんだか台所が騒がしい、





｢………なにしてんの…？｣


｢！？｣


｢えっ、あ…ちょっと立花ちゃん！！！｣


｢シ、仕方ナイヨ…！！落チタンダカラ！｣


………なにがしたいんだろう、


｢あー…もう、溶かしたら体に影響あるかもしれないでしょ…？｣


｢……なにがです？｣


｢イヤナンデモナイ！！｣


何を隠してるんだよ。



｢立花、鍋温めるからよいて。早く鍛錬に移らないと…｣


｢ワカッタ……｣


鍋のスープは今日食べたら終わりか。


作んなきゃだけどしんどいな……既製品ないかな…



｢A！！蟲柱ト我妻善逸カラ手紙預カッタカラ読ンデ！｣


｢わかった、｣


善逸はもう大丈夫なんだ。


しのぶ様、元気かな…








｢いただきます｣


｢パン頂戴！｣


｢どうぞ｣


あまり効率がいいとは言えないが、絶対零度は少しずつ進歩していっていると思う。


この調子で計算すると……あと3ヶ月はほしい。


なら鍛錬の質を上げれば期間は短くなる。それだけの話。









ｶﾗﾝ


｢あっ｣


スプーンを落としてしまった。


｢……大丈夫？｣


｢考えごとしてただけです。｣


拾ってスープを口に運んだ。




｢…………、｣


｢…………｣



｢っ、立花、お母さん………どうしたんです？｣


なぜか2人にめっちゃ見られた……


｢んー？なんでもないわよ？｣


｢ウン！｣


なんでちょっと嬉しそうなの。







｢…ごちそうさま。｣


あとは着替えてみっちり練習だ。


一旦自室に戻る。





｢……、｣


｢っあの、やっぱり2人ともおかしいって、何を企んでるんです？｣


着替えをしててもじっと見られるわ、それでなんかコソコソしてるわ。


｢まぁ、Aが困ることでもないし！｣


｢……そういうことではなく、｣


｢マ、大丈夫！！｣


大丈夫かは私が判断するんだわ。立花じゃないんよ。








｢じゃあ、行ってき……｣



立ち上がった瞬間、立ちくらみがした。



そのまましゃがみ込むが、よくならない。









…………この感じ、まさか






｢おやすみ、じっくり休んでね。｣

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