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「しのぶさ〜ん……
って、あれじゃん。Aちゃんの、」
「あら、善逸君。おはようございます。」
善逸君は毎朝の検診に私のもとへ来てくれるほど回復した。
横では患者団体用のベッドでAの鎹鳥の零と立花が話している。
「じゃあ体温と脈を測りますね。」
手首を掴み、体温計を脇に挟ませる。
……よし、正常。
「………デ、蟲柱、Aヲドウシタライイト思ウ?」
「あっ、すみません。聞いてませんでした。」
まぁ、話は聞かなくても概ねわかる。
「えっ、Aちゃんなんかあったんですか?」
「…………炭治郎君のことがかなりショックなのでしょう。今かなり無理をしているらしいんです。」
「A、絶対零度ヲ連発シヨウトスルシ、毎晩死ヌミタイ二寝ルシ………」
「我モAノトコニ行ク!!心配ダ!!」
「無理ダヨ!!零ガ死ヌ!!」
……正直、私もAさんが心配です。
無理はしないでと最初にいったのに……
「絶対零度?」
「空間ヲ凍ラセル型ダ!」
「人間が耐えられるはずのない型なんです。きっと、Aさんじゃなかったらすでに死んでいますよ…」
「そ、そんなに危険なやつなんだ…」
炭治郎君も、危険な状態だけど、
Aさんが体を壊しては話にならないでしょう。
……気持ちは、わからないわけではないけど、
「立花、Aさんはいつからそんな調子で?」
「2週間前」
「え…、そんなんAちゃん倒れちゃうじゃん、」
「モウ何度カ倒レテル」
「はっ!?」
それはもう、絶対零度をするにもできない状態だ。
もう、そろそろ…
「あの睡眠薬、どうにかAさんに飲ませてください」
「ワカッタ、」
Aさん自前だという薬。
零が立花に託す前にこちらのほうで確認させていただいた。
………けど、どのような工夫を施しているのか、そもそも何が入っているのか、全く分からなかった。
でも、Aさんを信じて持って行かせることにした。
「………、ねぇ君、俺もAちゃんに手紙書くから渡してきて?」
「ワカッタ!」
「…私にも、書かせてください。」
、
宇髄さんとか煉獄さん、ゴリゴリの筋肉なのにアニメだと爽やかに見えるのはなぜでしょう笑 悲鳴嶼さんとかも爽やかになるんですかね、
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あう(プロフ) - みぃちゃんさん» ありがとうございます✨頑張ります。 (2022年1月16日 22時) (レス) id: 6f2077b473 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん - 初めて見ました。頑張ってください!! (2022年1月16日 21時) (レス) @page30 id: 07d077227f (このIDを非表示/違反報告)
あう(プロフ) - ららさん» コメントありがとうございます (。・ω・。)励みになります。嬉しいです! (2021年12月31日 20時) (レス) @page12 id: 6f2077b473 (このIDを非表示/違反報告)
らら - とても面白かったです!つづきもたのしみにしています!!たいちょうくずさないていどにがんばれです!! (2021年12月31日 17時) (レス) @page12 id: 593b9c77e0 (このIDを非表示/違反報告)
あう(プロフ) - Setsuya★さん» 大変失礼しました…💦修正させていただきました。コメントありがとうございます! (2021年12月20日 19時) (レス) id: 6f2077b473 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あう | 作成日時:2021年12月12日 23時