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「……、ふふ、」
「何シテルノ？」
「手紙の整理だよ」
毎週炭治郎と交換している手紙たちをまとめていた。
最初のところの季節を感じさせる分も少しだけ変わっていて、
文面から炭治郎や善逸たちは成長していっているんだなぁということが分かる。
…ここはずっと寒いから四季を感じられにくくて、最近その挨拶の部分をちゃんと考えることは諦めた。
「Aモ炭治郎モオ互イ大好キダナェ、」
「なっ…、」
ここ最近で私達を1番よく見ているのは立花で、
きっと、私がたまに立花に言う炭治郎のこととか、今みたいな彼を思っているような仕草は報告されてしまっているんだろう。
だって炭治郎のことが私によく報告されてるし。
「コノ前モ寝言デAを呼ンデタヨ」
「常中に集中しろや」
ほら。
「Aモタマニ炭治郎ッテ言ッテルヨ」
「……はっ！？」
寝てるときに？うそ、聞かれてんじゃん。
ちょっと気をつけよう。
いや…夢だから無理か…？
「……まぁ、やっぱり会いたいよ？文字だけじゃ少し足りない、」
「アト3ヶ月頑張レ！！」
そうだね。今はこっち集中しないと。
「この期間に恋心を育てるのもありよ。」
後ろから声が聞こえたと思ったら、
いつの間にか後ろにお母さんがいた。
「！？」
「この待ち遠しい感じを楽しむの！」
恋愛……上級者、だな
「ほら、そろそろ寝なさいよ？今日は勉強じゃないようだけど。」
「あ、すいません、」
「あー…ううん。勉強しなさいってことじゃないわ。逆に頭使って疲れるのが心配よ。」
ちょうど声をかけられたことだし、もう寝よう。
手紙を1つにまとめて机の端に置く。
「……お母さんはお父さんとどんな感じで出会ったんですか？」
「んー？珍しいわね、そういうこと聞くの」
私も人並みに恋愛に興味はあるんだよ。
「私がまだ階級が低いときに鬼殺隊でもない哲夫さんに助けられちゃったの。あの時は恥ずかしかったけど、今思うとかっこよかったわ…」
お父さん何危ないことしてるの。
まぁ…そこらの鬼には簡単に殺されないと思うけど。
「頭が良くて冷静なのに情け深いところが惹かれちゃって。」
…こう見るとお母さんは本当にお父さんに恋してるように見える。
お父さん、生きてた頃お母さんのこと教えなかったな…
そういう話苦手だった？
「はい、布団ちゃんと被って。」
「はーい」
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あう(プロフ) - みぃちゃんさん» ありがとうございます✨頑張ります。 (2022年1月16日 22時) (
レス) id: 6f2077b473 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん - 初めて見ました。頑張ってください！！ (2022年1月16日 21時) (レス) @page30 id: 07d077227f (このIDを非表示/違反報告)
あう(プロフ) - ららさん» コメントありがとうございます (｡･ω･｡)励みになります。嬉しいです！ (2021年12月31日 20時) (レス) @page12 id: 6f2077b473 (このIDを非表示/違反報告)
らら - とても面白かったです！つづきもたのしみにしています！！たいちょうくずさないていどにがんばれです！！ (2021年12月31日 17時) (レス) @page12 id: 593b9c77e0 (このIDを非表示/違反報告)
あう(プロフ) - Setsuya★さん» 大変失礼しました…💦修正させていただきました。コメントありがとうございます！ (2021年12月20日 19時) (レス) id: 6f2077b473 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あう | 作成日時：2021年12月12日 23時
