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「遅い！！」
「っはぁ…！！」
「もっと速く！スピード落ちてるわよ！！」
確かに走り込みと鍛えているところが違う。
ただただ素早く動くこれはなかなかしんどい。
「あと3往復！！」
「はい…！っ」
ゴールと共に、地面に倒れ込んだ。
「脚が…千切れる、」
これは…陸上競技の練習なのか？
やってることがだんだん陸上選手みたいになってきていると思う……
「………そういえば汗、かかなくなったわね。」
「え？」
…ほんとだ。
始めにランニングをしたときは、汗だくで、そのせいで身体も冷えたんだよね。
でも…いまは顔も火照らない。
雪が降っていて濡れるから本当に汗をかいていないか分からないけど、身体が熱くならないからそうだと思う。
「……あの、私はいつ頃型の練習ができるようになりますか…？」
「まだ。この半年の半分は体力づくりに使うわ。」
「ひえっ」
絶対零度…いつできるようになるんだろう……
「あと1回したかったけど…もうすぐ日が暮れるわ。早く家に戻りましょう。」
「はい…」
あと1回やる予定だったのか…
逆に言えば私の力不足か。
「A！！夜鶴！！」
「…！！立花！！」
日本に戻っていた立花が戻ってきた。
「おかえり…！鬼殺隊のみんなはどうだった？」
「皆元気ダ！！特二大キナ事件モナイ！！」
…よかった。
「立花ちゃん。お館様って今も元気？」
「元気ダッタ！デモ夜鶴ノ記憶ヨリ顔ノ爛レハ悪化シテイルト思ウ」
「そう…」
お母さんが少し悲しそうな目をした。
「そうね…私が死んだくらいの頃は、産屋敷耀哉様は8歳だったかしら…
覚えているかしら、私のこと…」
……お館様、そんなにも幼い頃から鬼殺隊のトップだったのか…
「ア、Aニ伝言！！」
「えっ？」
「鬼舞辻無惨ガAヲ狙ッテイル。オ館様ガソウ予測シタ。あまね様モ同ジク予知シタ。」
「……A、」
やはり…私は狙われていたか…
彼に遭遇した日………いや、もしかしたらお父さんを殺したあの日から…
「大丈夫。私がおびき寄せられるなら。」
「……大丈夫じゃないわよ。Aは哲夫さんの頭の良さを存分に受け継いでいるのよ、
きっと…襲われた後は、鬼にされる、」
………でも、
「それでも、私は無惨を殺したい。」
「……、」
お母さんは、何もいわなかった。
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あう(プロフ) - みぃちゃんさん» ありがとうございます✨頑張ります。 (2022年1月16日 22時) (
レス) id: 6f2077b473 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん - 初めて見ました。頑張ってください！！ (2022年1月16日 21時) (レス) @page30 id: 07d077227f (このIDを非表示/違反報告)
あう(プロフ) - ららさん» コメントありがとうございます (｡･ω･｡)励みになります。嬉しいです！ (2021年12月31日 20時) (レス) @page12 id: 6f2077b473 (このIDを非表示/違反報告)
らら - とても面白かったです！つづきもたのしみにしています！！たいちょうくずさないていどにがんばれです！！ (2021年12月31日 17時) (レス) @page12 id: 593b9c77e0 (このIDを非表示/違反報告)
あう(プロフ) - Setsuya★さん» 大変失礼しました…💦修正させていただきました。コメントありがとうございます！ (2021年12月20日 19時) (レス) id: 6f2077b473 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あう | 作成日時：2021年12月12日 23時
